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2011.05.22 (Sun)

日々是学び

和菓子屋さんに行くと、季節ごとにキレイな上生菓子が飾ってありますよね?
私は上生菓子が大好きでよく買ってくるのですが、材料になっているねりきりは白インゲンと砂糖で作った白あんに求肥などを混ぜて練ったもの。

だとしたら、白あんをさつまいもの置き換えたら、できそうじゃない?
求肥は白玉でどうかしら?

そう思い、さつまいもの裏ごしを作り、白玉団子を作ってねりねり。
中にこしあんを包んでみました。
ちなみに、眼はデーツ、くちばしはクランベリーです。

私のコンセプトでは「ひよこ」ができるハズだったのですが。
いつものことながら、不器用すぎる、ヘタすぎる……(汗)
でも、さつまいも×あんこなので、普通においしかったです(泣)

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こちらはラズベリージャムをたっぷりと入れたチョコレート米粉ケーキになるはずだったもの。
キレイなマーブル状に入れたいと思っていたのに、うまくいかず(涙)
どう見ても、焦げ茶色のケーキですよね……。

見た目はさておき、味のバランスはよかったので、レシピをブラッシュアップしたいと思います♪

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原発事故 残留汚染の危険性(著:武田邦彦)を読みました。

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本の冒頭に「私は原子力推進派ですが、その中でも『安全な原子力推進派』です」とあり、本の全体を通して、福島第一原発の事故をはじめ、原発事故の責任の大部分は国と電力会社のトップの不誠実な態度であり、研究者やエンジニアには責任がないと主張しているように私には読め、正直に言って、違和感を感じました。

原発事故が起きた背景には、原子力エネルギーが国策として位置づけられ、原発の安全性のチェック機能が甘いまま推進されてきたことが大きな原因だと思いますが、それを推進することで利益を得てきた政財界、御用学者たち、クリーンエネルギーという点を強調して危険性を報道してこなかったマスメディア、現実を知ろうとしなかった国民など、さまざまな要因がある、と言うことができます。

そう考えた場合、武田先生も原子力推進派として研究を進めてきて、国の政策にのっとって九州にある原子力施設の所長を務めた経歴もあることですし、直接的にではないにせよ、福島第一原発の事故への責任がまったくないとは言えないと私は思います。
もしかしたら、その責任ゆえに、今、放射性物質の健康への影響について武田先生はご自身のブログで強烈なメッセージを発しておられるのかもしれませんが。

原発事故が起きた理由や、原発の何が問題なのか、放射線の影響についてとてもわかりやすく書いてあるので、そういったことを総括的に理解するには良い本だと思います。


読める日を心待ちにしていた放射能汚染の現実を超えて(著:小出裕章)が届きました。
言葉のひとつひとつにうなづき、行間から浮かび上がってくる小出先生の悲しみが心にしみこんできます。

40年以上にわたって原発の危険性を説いてこられたにもかかわらず、小出先生は「原子力の研究者である以上、福島第一原発事故への責任がないとは言えない」と繰り返し、おっしゃっています。
甚大な危険性への警鐘をならしてきたにもかかわらず、現実としてはチェルノブイリ原発事故や福島第一原発の事故が起こってしまったことへの痛恨の思いが小出先生の文章には滲み出ています。

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本書は20年ほど前に刊行された同書の復刻版であり、チェルノブイリ原発事故後、そのように放射性物質が広がって健康に被害を与え続けたかを論じています。
20年前に書かれた本ですが、そこにあるメッセージはより危機感を増し、福島第一原発事故を経験してしまった私たちこそが真摯に受け止めなくてはならないものだと感じながら読みました。

小出先生はこう書いています。
「子どもたちは放射性感受性が高いので、汚染された食料を与えてはならない。何よりも子どもたちには原子力を許した責任がない。しかし、私を含めた大人には、責任のない者は一人もいない。農業・漁業を崩壊から守るためには、私たち大人があえて汚染食品を食べるしかない」

原子力エネルギーを今後も利用することを選択するのであれば、人間は間違いを犯すものであり、地震も津波も人減の力で止めることができないものである以上、「絶対に今後、原発事故は起こらない」とは断言できません。
であれば、空気や水や土が汚染されても、その汚染された地球の上で生きていく「覚悟」が必要となります。

私は、誰かの莫大な利権のために、自分たちの命や生活を犠牲にするような「覚悟」なんてしたくはありません。
私だって、放射性物質に汚染されていない食物と汚染された食品が並んでいたら、本音で言えば、汚染されていないものを選びたいです。
そして、大人よりも3~5倍も放射性物質への感受性が高い子どもに、食べさせ続けたくないです。
毎日、ムスコの身体の中に何が起こっているのだろうと推測しながら暮らすのはイヤです。

一旦、放出された放射性物質は拡散しても、いつまでも地球上に残り続けます。
チェルノブイリ原発事故はもちろんのこと、ここ数年で立て続けに日本各地で起こっているいくつもの原発関連施設の事故、今なお収束していない福島第一原発事故などから出た大量の放射性物質は拡散していくことはあっても、消えることなく存在しています。

『放射能汚染の現実を超えて』の中にこんな一節があります。
「私は原子力に反対です。ただ私は、事故が起こって自分の身が危険になるから反対かと言われたらそうじゃないんです。環境がだめになるといっても、私が贅沢をしたおかげで私が生きる環境を失うというのなら、不愉快なことですが、まだ我慢ができるんです。でも、私たちが馬鹿なことをしたおかげで子供たちにつけをおわせるというのは、私はやっぱり我慢ができない。原子力の場というのは、どんな意味でもそういうことがたくさんあるんです。私は自分の身が可愛いから言うんじゃなくて、他の人たちを踏みつけにすることが実は我慢ならないんです」

小出先生は、日本をはじめとする先進国は発展途上国から原発の原料となるウランなどの化石燃料や鉱物などさまざまな資源を搾取し、原発の作業現場では電力会社の正社員ではなく下請け会社が被曝し、放射性物質で汚染された食品は貧しくて食べ物の選択肢がない国や地域、文句を言うことができない子どもなど、弱いものを犠牲にすることによって、エネルギーを豊富に使う私たちの生活が成り立っていることを指摘しています。

福島第一原発事故による放射性物質の放出の影響に対して、ただただ「子どもに放射性物質で汚染された食べ物を食べさせるな!」と言うのではなく、原子力エネルギーが人類に与える影響の大きさを伝え、根本的な問題点を指摘する小出先生のような本物の学者がさらに増えてほしいと願います。
そして、私は表面的に起こっていることだけでなく、根本的に何が問題なのかを、もっときちんと理解したいと改めて思いました。
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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

12:00  |  私の役に立った本  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

ひよこ、わたしには、とってもかわいく見えます♡

ところで、最近こんな映画を見ました。(予告編も含めて、英語ですが)
http://www.iamthedoc.com/
そのうち、日本にもいくと思います。コメディのヒット映画を作っていた人が、自分のケガを転機に、一転、まじめなドキュメンタリーに取り組んでいます。

それと、(これも英語ですが)フリーハグ運動の動画。7000万回近くも見られています。
http://www.youtube.com/watch?v=vr3x_RRJdd4&feature=relmfu

原発問題と、あえて関連づけるなら。原発を推進した人たちにだって、こどももあり、孫もあるんですよね。その子たち、たとえば東電社長の子や孫は、今、東京から避難しているんでしょうか。

こどものためにがんばって働いてお金儲けたつもりが、その子たちの健康を脅かすことになっている。近視眼的な生き方って、必ず、後からツケが来るんじゃないかと思います。

私たちは、みんな、つながっているんです。
アケミ |  2011.05.22(日) 13:40 | URL |  【編集】

アケミさんへ

> ひよこ、わたしには、とってもかわいく見えます♡

ありがとうございます。
私、誉められて伸びるタイプです(笑い)
アケミさんの言葉に励まされ、上手に作れるよう、頑張ります!!

> http://www.iamthedoc.com/
> そのうち、日本にもいくと思います。コメディのヒット映画を作っていた人が、自分のケガを転機に、一転、まじめなドキュメンタリーに取り組んでいます。

とてもよかったです!
レイチェル・カーソンの本をなぞった映画なのかしらなんてスタートのところ、もっと違った切り口でした~。
特に印象的だったのが、丸腰で両手を広げて戦車の前に立っている男性の姿です。
男性には命に替えても守りたい大切なものがあり、戦車を操縦している兵士にも守りたいものがあるのでしょうね。
お互いに、愛する人たちがいて、愛ゆえの行為なのに……切ないです。

> それと、(これも英語ですが)フリーハグ運動の動画。7000万回近くも見られています。
> http://www.youtube.com/watch?v=vr3x_RRJdd4&feature=relmfu

ムスコと一緒に見ました♪
ムスコは「あ、だっこしてる! こんどは、3にんでだっこだ」と身を乗り出して見ていました。
FREE HUGSと言われたって、知らない人とハグするのは不安でしょうけれど、ハグした後にまるでずっと友だちであったかのような顔になるのが印象に残りました。
人々がこうして信頼しあっていけたら、世界は変わるでしょうね。

> こどものためにがんばって働いてお金儲けたつもりが、その子たちの健康を脅かすことになっている。近視眼的な生き方って、必ず、後からツケが来るんじゃないかと思います。

まったくアケミさんのおっしゃるとおりだと思います。
原子力の専門家が、原発事故は人と人との信頼関係を無視したところで行われたから起こったのかもしれない、と言っていました。
ごまかし、隠し事をし、ウソをつき、情報操作をしなければ推進できなかったのは、そこに危険性があったから、と。
近視眼的な生き方も「みんながつながっている」ということを忘れてしまうことも、やはり、その後には大きすぎるツケがくると私も思います。

私たちは、つながり合うことで命は続いてきたのだということをもう一度考えないといけないですね。
放射性物質が遺伝子の「鎖」を断ち切るからこそ大きな健康被害をもたらすのだというのは、なんだか隠喩的な気がしています。
えららん |  2011.05.29(日) 17:11 | URL |  【編集】

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