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2011.05.16 (Mon)

Apt-cakeの米粉焼きスポンジ×苺豆乳クリーム(小麦・卵・乳不使用)

昨日から福島の両親が泊まりがけで遊びに来てくれています。
それは、ムスコが今年で数えで5歳になるから。
一応、七五三のつもりです(←別に何をするわけでもないんですけどね。笑い)

七五三という節目なので、ムスコ用にアレルギー対応ケーキを注文しました。
私のケーキの選択肢は大好きなみかんの木のリエさんApt-cake
どちらも素材の風味が活きた、とても美しくて、優しくて、滋味溢れる味わいです♪

実はムスコの七五三、2回やることになっています。
昨日は福島の両親、今週末は私の友人たちが来てくれます。
ということは、私の大好きなお店に頼むチャンスは2回♪♪♪
目がキラキラしちゃいますよ~☆☆☆

今回はApt-cakeのおえかきケーキで「新幹線はやぶさ」を描いていただきました。
米粉焼きスポンジ<卵・乳製品・大豆・小麦除去>×季節限定の苺豆乳クリーム(←「限定」に弱い私。笑い)

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ムスコは「はやぶさだ~、じいじとこんど、のるんだよね! やったー!」と大歓び。
両親は目を丸くして「すごいケーキだない。研究熱心なケーキ屋さんだない」と感心することしきり。
Apt-cakeの安井さんが一生懸命にはやぶさの色を出すために天然素材での着色料を調合して研究してくださった成果とケーキに対する愛情がたっぷりでした。
アレルギー対応ケーキというのは、「心」が味と見た目に現れるのですね。

このスポンジとクリームの組み合わせももちろんおいしかったのですが、今もまだ私の中でのApt-cakeの不動の1位は米粉焼きスポンジ×りんごクリームかな~
その他の組み合わせの試食レポートはこちら♪
でも、まだ食べたことのないみかんクリームも食べてみたくてたまりません!!

来週末はみかんの木リエさんのケーキが届きます。
むふふ♡
「私たちのためのケーキ」をプロのパティシエの方々に作っていただくのは、ほんとうに幸せなことですね。

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このケーキを食べつつ、気丈な母が珍しくこんなことを言いました。
「もう最近、テレビのニュースを見たくなくなっちゃったんだよ……」

【More・・・】

「もし、郡山市にも避難勧告が出たら、店を閉めないとなんないない……。テレビを見てると、溶けてだだの、水がたまってるだのって、悲しくなるもんな。こんなのが続いていると郡山も避難って言われっかない?」

現時点で福島県で避難している地域は原発から半径20キロ圏内と、30キロ圏内の自主避難のみ。
あとは放射性濃度が高めであっても、「ただちに人体への影響のある数値ではない」とか「100ミリシーベルト以下であれば大きく健康リスクが高まることない」という説明で、それ以外の地域への避難勧告はありません。
福島県民は北国気質というのか、過酷な状況であっても愚痴を言わず、非常に我慢強いけれど、さすがに限界に達しています。

私の実家がある郡山市は福島県でもっとも人口が多くて34万人ほど、原発事故後から放射性濃度が高めだった県庁所在地の福島市は人口30万人弱。
どちらも原発から60キロ前後の距離です。
私は専門家ではないので科学的根拠を持ち合わせてはいませんが、私の感覚からすると福島市と郡山市の子どもたちと妊婦は「できることなら避難して欲しい!」と感じています。
しかし、避難したらしたで、そこで生じる心身のストレスなどを考えると、頭の中がぐるぐる。結論が出ません。

数日前に福島県に住む義妹が「年間被曝限度量を引き上げることはあっても、絶対に避難区域を50~60キロ前後まで広げるはずはない。だって、福島市と郡山市の人口を避難させることは不可能だから。国の避難勧告も福島県の放射線リスク健康アドバイザーも『いかに福島市と郡山市を避難させないか』と考えているのではないかと思う」と言うのを切ない気持ちで聞いたばかり。
私も義妹の分析に同感です……。

客観的に考えて、政府や福島県の財政的にも場所的にも不可能だろう、と思います。
なので、今すぐとは言わないまでも、「あぶない!」と思ったらいつでも避難できるように最低限の着替えや水などをまとめておこうね、報道を通じて出される国の見解よりも、これまで収集・分析した情報を基にした母親としてのカンを大切にしよう、と義妹と相談しました
郡山市で大きな不安を感じていても、子どもたちや自分の体調管理を心がけ、冷静に先のことを考えて準備をおこたらない義妹に心からの敬意を感じます。

そもそも放射性濃度は風向きや地形などに左右されるため、線で円を描くように「避難区域」と「避難しなくていい区域」を区切れるわけではなく、状況に応じたきめ細やかな配慮が必要です。
すでにチェルノブイリ原発事故では強制避難させられた地域よりも高い濃度が観測された地域もこの区域には含まれています……。

そんなことがあったため、母の言葉に「郡山市が避難しなければならない事態になったら、福島県全体が消滅するくらいの事故ってことだよね」とつい私が考えていた大きな不安を口にしてしまいました。
言った後に事の重大さがさらにひしひしと身にしみてきて、泣きたくなるほど胸が痛くなりました。

しばらくふたりで黙りこんだ後、母が言った言葉。
「これだけのことが起こってしまっているんだから、やっぱり原発はやめてほしいね。こんな大変なことになっているって、日本中の人たちがわかってんのかない……原発事故のせいで、文化も生活も経済もなにもかもがずたずたになったって、ほんとうに理解してほしいない」。

原発事故が一旦起こってしまったら、「避難して心身のストレスをかかえる」か「その場にとどまって健康リスクも高める」という最悪の選択肢しかなくなってしまう悲劇が起こります。
どちらを選んでも、これまでの「当たり前」の生活は崩壊し、堪え難い苦しみがのしかかってきます。
だからこそ、原発のない暮らしがしたい、私たちはそう思います。

放射性物質に対する見解はさまざまありますが、私が「国家としてこういう危機管理をしてほしい」と思うのはスイスの見解です。

スイスの連邦保険局 ( BAG/OFSP ) 放射線防護課主任クリストフ・ミュリット氏の見解:福島原発事故、もし「フクシマ」がスイスで起きたら - 1 -

「スイスが厳しくしている点は、この年間の被曝量を1ミリシーベルトに限定し、特に妊婦や胎児、子どもには絶対にこの1ミリシーベルトを守る点だ。中でも胎児の場合は放射線によるダメージが大人の3、4倍だからだ」
国民の命と健康と未来を守るのは政府の責任であり、特に妊婦と子どもに対しては特別な注意を払うというのは、国として当然に使命なのではないかと私は感じます。

一方、こちらは政府と福島県の代弁者。
福島県放射線リスク健康アドバイザー山下俊一・長崎大教授の見解:100ミリ以下は安全

福島県で行われた講演会でも、住民が日常生活の中で身を守るための「安全対策」の話はせず、ただただ「安全だ」と言い続けるのみ。
「外に布団を干しても、子どもを遊ばせても問題ない」とし、「今のレベルは全く心配ありません。その保証を、私の首をかけろというならかけますが、私は子どもたちよりも早く死にます」という有り難きお言葉。

「健康アドバイザー」というのは、そこに住む人々、特に、未来を担う子どもの健康を守るために有益なことを伝える義務があるはずです。
「健康」というのは、自分が自分らしく生きてための大切な財産なのですから、それを住民が守ろうとするのは当然のことです。

日本の危機管理は、あまりに、あまりにもひどすぎて、切なすぎる……。
世界最悪の事態が起こってしまうかもしれないことが、もしかしたら、もうすでに着々と進行していてすでにチェルノブイリ原発事故を超えているかもしれないということを政府はほんとうに理解しているのでしょうか。
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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

12:00  |  ムスコが食べられる市販品/レストラン  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)

Comment

おはようございます。
Apt-cakeのおえかきケーキは魅力的ですよね。季節限定のいちご豆乳クリームなんてあるんですか!?
私も限定好きです。^^

先日の「バナナアイスクリーム」、事後で済みませんがリンクさせていただきました。
ふんわり、おいしそうv-10
いつもカチカチになるのよねーなんて思っていたので、目から鱗です。
そうかー、凍らせてあるものをビュワーンってしたらいいのか!!って感じでした。
今年の夏のデザートはひと味違うかも!?
いつも、ありがとうございます。
ぺんちゃん |  2011.05.17(火) 05:28 | URL |  【編集】

こんにちは。

初コメントですが、いつもえららんさんのレシピや原発のお話、すごく参考にさせてもらってました。
えららんさんのお母様の言葉が胸に突き刺さりますね…。本当に原発周辺住民の方々のご苦労は計り知れません。日本全体が原発をなくすような方向になって欲しいですね。そのために一人一人がちゃんと原発について考えなくてはと思います。いつも有益な情報ありがとうございます。
Aptさんのケーキ美味しそうだし、絵を書いてくれるのがいいですね☆リエさんのケーキのレポートも楽しみにしてます。一回他でアレルギーケーキを頼んであまり反応がよくなかったので頼んだことがないのですが、両方頼んでみたいお店です~♪
ハル |  2011.05.17(火) 08:15 | URL |  【編集】

アプトさん、さすがですね!
作ってみて改めてアプトさんのすごさと子供達への愛情を感じます。
リンゴクリーム、そんなに美味しいんですか~。
お誕生に注文してみます♪♪

私の方もご紹介いただいてありがとうございます。
さらに緊張しまくりで、もうプルプルですが(^^;
楽しいお祝いのひとときとなりますよう、作らせていただきますね。

四国にいると以前と変わらない生活を送ることが出来て、自分から情報を得ようとしない限り原発の事をほとんど感じない毎日です。
また原発の問題は大きすぎて考えることを放棄してしまう人も多いと思います。
毎日えららんさんのブログから学び考えさせていただいています。ありがとうございます。

リエ |  2011.05.17(火) 14:36 | URL |  【編集】

ぺんちゃんさんへ

> Apt-cakeのおえかきケーキは魅力的ですよね。季節限定のいちご豆乳クリームなんてあるんですか!?
> 私も限定好きです。^^

丁寧な作りが嬉しいですし、おいしいですよね~
ぺんちゃんさんも「限定」、お好きですか!
嬉しい♪
そうなんですよ、苺豆乳クリームというのがあるんです。

お豆腐クリームって召し上がったこと、ありますか?
それに苺を混ぜたような感じです。
大豆の味がしっかりとありつつ、苺の風味がある、という味でした。

> 先日の「バナナアイスクリーム」、事後で済みませんがリンクさせていただきました。
> ふんわり、おいしそうv-10
> いつもカチカチになるのよねーなんて思っていたので、目から鱗です。
> そうかー、凍らせてあるものをビュワーンってしたらいいのか!!って感じでした。

カチカチになってしまうのは乳脂肪分が少ないからだと思うのですが、凍らせてからフードプロセッサーにかけると、おいしいんです。
「もっとなめらかに、もっと~」と思ってかけすぎると、やわらかくなりすぎちゃうのですが(汗)
バナナは便利ですよね~。

リンク、ありがとうございました♪
えららん |  2011.05.23(月) 05:29 | URL |  【編集】

ハルさんへ

> 初コメントですが、いつもえららんさんのレシピや原発のお話、すごく参考にさせてもらってました。

おはようございます。
遊びに来てくださり、初コメントを残してくださって、ありがとうございます♪
とても嬉しいです!

それに、私のレシピを参考になると言ってくださり、また、原発の話を受け止めてくださり、ありがとうございます。

> えららんさんのお母様の言葉が胸に突き刺さりますね…。本当に原発周辺住民の方々のご苦労は計り知れません。日本全体が原発をなくすような方向になって欲しいですね。そのために一人一人がちゃんと原発について考えなくてはと思います。

もしかしたら、私は両親や兄弟や親戚や友人が福島県にいなければ、これほど原発のことを考えなかったかもしれません。
でも、大切な人たちがいることで、現地には、ニュースなどでは報道されない悲しさ、切なさ、苦しさがあるのを感じます。

私は福島県に今、住んでいるわけではないので「当事者」ではないと言われればそうなのですが、でも、「当事者」ではないからこそできることやすべきことがあると感じています。
私のできることのひとつが、福島県民がいかに今回の原発事故でつらい思いをしているのかを伝えることであり、なぜ、世界最悪級の原発事故が起こってしまったのか、子どもたちの未来を作るにあたってどういう選択をしていけるのかを考えることだと思っています。

> Aptさんのケーキ美味しそうだし、絵を書いてくれるのがいいですね☆リエさんのケーキのレポートも楽しみにしてます。一回他でアレルギーケーキを頼んであまり反応がよくなかったので頼んだことがないのですが、両方頼んでみたいお店です~♪

アレルギー対応ケーキを頼んで、ご家族の反応があまりよくなかったのですね。
アレルギー対応ケーキはいろいろですよね~。
私も「ああああ、失敗した……」と思うことも多々ありました(涙)

数々の失敗を重ねて感じたのは、お店の方がどういうイメージを持ってアレルギー対応ケーキを作っているのかを知ることと、ネットで試食レポートなどを読むことが大切だな、ということでした。

「身体に優しい」ということをもっとも大切にしていて、非常にシンプルな作りだったお店のケーキでは、スポンジケーキがガリガリ&ぼろぼろで食べるのが大変なほどだったこともありますし、有名なお店は非常に油脂と糖分が多くて胃にもたれてしまい「大人向きのケーキだわ」と感じたこともありますし、お店が作りたいと思っているケーキと自分が食べたいと思うケーキのイメージが一致することが大切ですよね♪

Apt-cakeもリエさんのケーキも甘さも油脂分も控えめで、優しい素材の味がします。
一般的な小麦・卵・乳製品を使った甘くてコクのあるケーキが好きな方だともしかしたら物足りないと感じるかもしれませんが、両方とも、素材の繊細な風味を大切にしていて子どもと一緒に安心して食べられるケーキを心を込めて作ってくださいます。
私の家族はもちろん、福島の両親や弟家族、私の友人たちなど、私のまわりでは大好評です♪
えららん |  2011.05.23(月) 05:50 | URL |  【編集】

リエさんへ

> 作ってみて改めてアプトさんのすごさと子供達への愛情を感じます。
> リンゴクリーム、そんなに美味しいんですか~。

アプトケーキの安井さんはほんとうに丁寧にお仕事をなさってますよね。
リエさんと双璧をなすくらい!!
おふたりとも、小麦・卵・乳にアレルギーがある子の救世主だと思います。

リンゴクリームはとても優しい味なんです。
ちょうど、ひえ粉とリンゴジュースで作るババロアに似ています。
原材料にひえ粉が入っていて、以前、安井さんに「ひえだけはどうしても使いたい」と言われたことがあるので、同様の作り方だと思いますよ。
リンゴジュースを何種類か混ぜて味に深みを出しているのだろうと推測しています。
機会があれば、ぜひ♪

> 楽しいお祝いのひとときとなりますよう、作らせていただきますね。

おかげさまで、とても楽しく、おいしい七五三になりました!
ありがとうございました♪

> 四国にいると以前と変わらない生活を送ることが出来て、自分から情報を得ようとしない限り原発の事をほとんど感じない毎日です。
> また原発の問題は大きすぎて考えることを放棄してしまう人も多いと思います。

そうですよね、それぞれの地域には日々、大切なニュースがありますし、毎日、原発のことばかり報道しているわけにもいかないですものね。
しかし、原発から放出された大量の放射性物質の影響は確実に日本中に出ていますし、長い目で見ると子どもの未来にもかかわることだと思います。
考えれば考えるほど不安になりますし、目をそむけたくなるような現実がありますが、でも、しっかりと見据えることは、大人の責務なのではないかと思います。
せめて、これまで原発を推進してきてしまって、その大きすぎるツケを子どもに押し付けないために。

お互いに、子どもたちが笑顔で過ごせるように心を込めて過ごしていきたいですよね♪
えららん |  2011.05.25(水) 20:56 | URL |  【編集】

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