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2011.03.19 (Sat)

未来ある子どもたちのために

いつも励ましてくださるみなさん、ありがとうございます。
震災後にいただいたコメントは記事中でお返事させていただきましたので、それ以前の分は遅ればせながら今、お返事を書かせていただきました。

**********************

今日もまだ福島の原発は危機的状況が続いていますね。
今日こそ、送電線から電力を送って冷却できるようになることを心から願っています。

我が家では暖房機器をすべて切っているため、床にはベッドパットを敷き、厚着をして、鼻をかむ時にはハンカチを使っています。
なので、ムスコはくしゃみをして鼻が出ると、鼻をたらしたまま「おかあ~」と私のところに走ってきます。

イギリスに住んでいた時、夕方になっても室内が薄暗いことや、みんながハンカチで鼻をかんだり、一度鼻をかんだティッシュをポケットに入れて何度も使うのを不思議な気持ちで見ていました。
でも、使っていない部屋まで電気をつけて明るくし、どんどんティッシュを使って捨てていた自分のほうがヘンだったのですね。

「当たり前」だと思っていたことが、何一つ「当たり前」ではなかったことを痛感しています。

いろいろなブログで「関西で節電しても意味がない」と書いてあるのを見かけます。
たしかに、電力不足が深刻な東北地方や関東地方へは関西地区から電力をそのまま送ることはできませんし、変電しようにも、変電できる容量も小さいです。

でも、日本全国でみんなが心を合わせて節電することは、ライフスタイルを見直すことでもあります。
なんでもかんでも「どんどん使おう」ではなく、「必要な分だけ使おう」と意識して実践することで、今ほど電力に依存しない生活をすることができ、もう原発をこれ以上、作らないですむのではないでしょうか。

ライフスタイルを見直すということは、自分のこれからの未来を考える、ということでもあります。

福島県の県民は当初、原発を作ることに強く反対していました。
しかし、「絶対安全」「震災対策は万全」と呪文のように唱えられ、少しずつお金やモノをもらったり、税金が安くなったりして、なんだか暗示にかかったような状態になっていたら、いつの間には建設が始まり、運用され、今回の大災害になっています。

そして今、「放射能は危ないから」という風評で、支援物資が福島県を素通りしていきます。
やっと東京電力の幹部が18日に初めて福島県を訪れ、記者会見で福島に希望はあるのか?と問われて号泣していました。

今回の原発の事故が起こるまで、地球温暖化を起こさないクリーンなエネルギーということで日本は積極的に推進していましたし、世界的にも原子力の再評価の動きが高まっていました。
しかし、事態が深刻さを増すにつれ、世界各国が自国のエネルギー政策の見直しなどを行うようになり、枝野官房長官も記者会見で原子力政策の見直しに同調しました。

震災と津波と原発のトリプルパンチで日本経済が甚大なダメージを受けていたところに、この発言で日本の大手企業で苦境に立たされるところも多いのではないかと推測します。
「電気=エコ」というイメージが崩れたのですから。

ご存知のとおり、日本の原発は福島県だけにあるわけではありません。
北海道から九州まで、どの地方にもあります。
日本原子力産業協会(JAIF)によると、運転中の原子力発電所は54基、建設中3基、計画中10基、閉鎖済み5基です。
原子力発電所の立地点はほとんどが海のそばで、福島原発のようなことが絶対にないとはいえない状況ではないかと私は思います。

たった今入ったニュース速報で、静岡県浜岡原発6号機、着工見送りになりましたね。
第二、第三の「福島原発」を生まないためにも、他の地方自治体も迅速に決断し、行動してほしいと思います。

原発の現場監督をしていた平井憲夫さんの原発がどんなものかしってほしいという記事があります。
この中では福島第一原発のことも書かれています。
ぜひ、読んでいただきたいと思います。

「原発の専門家」という人たちが平井さんの文章を批判しているのを見かけます。
でも、この平井さんの文章を読むにあたって必要なのは、「原発を実際に作ったこともない専門家がどう考えるか」ではなく、「原発の現場監督をして見た現実はこうだった」と現実の一側面を知ること、だと私は思っています。

ここに書かれていることのほとんどを私は知りませんでした。
設計段階での原発は非常に安全性が高いということになるが、実際に作られる段階でいくつものゆがみが出て安全性が崩れることも。
原発を動かしたら放射性廃棄物が出て、その放射性廃棄物は何十年も何百年も管理し続けなければならず、決して安全に廃棄することなどできないことも。
原発を廃炉にし、解体しても放射能に汚染されているため、原子炉や建築資材を簡単に廃棄することすらできないことも。

私は電力会社を非難したいわけでもないですし、感情的な原発の反対運動をしたいわけでもありません。
ただ、みなさんに「原発というのは、こういうものなのだ」ということを知っていただき、私たちが大切な子どもたちのために何をすべきかを考えていただきたいと思います。

また、被災地ではまた必要な物資が足りず、命をつなぐことすら難しいような状況下にあります。
原発のことを考えることなどできないほどに、命の危機に直面している人たちがたくさんいます。

大きな被害を受けることを免れた私たちに今できることは、節電し、義援金に協力し、買いだめをしないこと。
そして、これからの未来のために、自らのライフスタイルを見直すこと。
私たちはできうる精一杯のことをしていきたいですね。

原発の近隣で放射能の不安に怯える子どもたちのために。
被災地にいる子どもたちのために。
そして、すべての子どもたちのために。

この世界で類を見ないほどの深刻な事態です。
大切な子どもたちの未来は、私たちひとりひとりの行動と決断にかかっています。

************************************

できるだけ多くの方々に必要な救援の手が差し伸べられるよう、インターネットや携帯サイトなどでクレジットカードによる義援金が行われています。
また、さまざまな場所で募金箱が置かれています。

復興のためには長期的に多額の資金が必要ですので、少しずつでも長く続けていくといいそうです。

日本赤十字義援金受付
Fujisan.co.jp義援金サイト
googleから日本赤十字社への義援金
東北地方太平洋沖地震Yahoo!基金
@nifty Web募金 東北地方太平洋沖地震災害救援金
T-SITE(TSUTAYA)東北地方太平洋沖地震募金
KDDI(au)義援金支援サイト
ソフトバンク義援金サイト
mixi支援ミクコレ(モバイル専用)

節電ですが、みんなが家庭や職場で下記のことを行うと計画停電の範囲を減らすことができるほどの効果があるそうです。

1)パソコン、エアコン、洗濯機など、すぐに使わないもののコンセントを抜く。
*使う時だけ差し込むことで待機電力を減らせます。
2)電話の子機のコンセントを抜く。
3)給湯器の給湯温度を下げる。
*給湯温度を下げることで保温のために必要な電力を減らすことができます。
4)電気湯沸かし保温ポットを使わない。
5)トイレの保温便座のスイッチを切る。
6)厚着して寒くないようにし、室内では暖房器具の使用を減らす。
7)不必要な場所の照明機器の使用を控える。
8)移動する際にエレベーターを使わない。
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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

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Comment

平井憲夫さんの記事、読みました。
上手く書けませんが、色々な思いが吹き出てきています。
私もブログ内で「関西での節電は直接的には意味無し。」と書きました。「意味無し」という言葉に、伝わる印象の違和感を憶えながら、「関西の節電では電力提供に至らない」とい事を思っていて書きました。いくつかの店で「震災の電力不足に伴い、節電をしております」というような言葉を見かけ、ただ間違いを指摘したかっただけの軽い思いだった。「自粛しておりますって書いたらいいのに」と。ただのパフォーマンスに見えて、勝手にイライラしていたのかな。そのイライラは、何も出来ない自分に対してだったのだと、今、思いました。
普段、さまざまな問題を考え、行動してこなかったのに、今、急に「何かをしたい」というのも安直。
原発についても、10代の頃の私の方が危機意識を持って考えていたと、今、思い出しました。日常に流され、さまざまな事をテキトーにする事で、悩む回数を減らしていたのだろうと思います。深刻に考える事に疲れてしまった、色々と悩むよりも、日々の目に見える、自分の前だけの幸せの方が大事になっていました。
記事、ありがとうございました!
kofuyu |  2011.03.20(日) 01:32 | URL |  【編集】

度々、すみません^^;
>普段、さまざまな問題を考え、行動してこなかったのに、今、急に「何かをしたい」というのも安直。
コレは自分自身に対して、です。なんか、誰かを批判しているみたいになてしまって^^;
今の私は、悲しんで、今もなお救出されていない人や、亡くなった方や、避難所で大変な生活をしている方や、その方達の事を想像して、何かできないか?と思いつつ、何もできない。でも、出来る事は、「こえれから」ですよね。そう多くの方が思っていらっしゃるのでしょうけど、私は「これから出来る事」をシッカリと冷静に考えられていないんです。問題が大きくて、自分の無知さにイライラとして。本当に、私が何かしたいなら、これから少しずつ、色々な知識を深めていくことが、第一歩の一つであると思いました。えららんさんの記事、心に届きました。
kofuyu |  2011.03.20(日) 11:17 | URL |  【編集】

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