2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2011.02.27 (Sun)

心の不思議

110227_1132~02

じじ&ばばからお花が届きました。
ムスコはお花が大好きなので、ニコニコ。
「きれい」「いいにおい」と一足早い春を満喫です♪

ムスコのことを心配して、一緒に考えてくださり、ありがとうございます。
いただいたコメントを読んで、なるほど~、と思うことも多く、自分なりにいろいろと考えるきっかけになりました。

ここから先は自分の頭の中を整理する意味もあり、思いつくままに書いています。
一部、不快に感じるであろう表現もありますので、そういったことが苦手な方はスルーしてくださいね。

【More・・・】

恐怖や不安というのは、人間が持つ根源的な感情ですよね。

愛情というのは、基本的には自分と愛を与える対象というのが必要ですから、恐怖よりもさらに複雑で高度な感情なのかもしれませんね。
愛情を受けたことがないと、自分で愛情を示したいと思ってもその表現方法がわからないということもあるのでしょうし、愛というのは周囲との関係性の中で学ぶという側面もあるような気がします。

ご存知のとおり、赤ちゃんは、狭くて真っ暗な産道を通り、この世に誕生した瞬間に「おぎゃあ!」と泣いて肺呼吸を始めます。
胎盤を通じて呼吸をしていた赤ちゃんは、産み落とされてへその緒を切られると一時的に窒息状態になるのだそうです。
その苦しさから産声を上げ、それを契機に、肺に溜まっていた肺液が押し出されて空気が入り、肺による自発呼吸が始まるとか。

誕生の瞬間に赤ちゃんは人間として生まれ変わるという人もいますよね。
この世で赤ちゃんが最初に感じるのは「呼吸ができなくて苦しい」という恐怖であり、その後にお母さんに抱きしめてもらったり、温かいバスタオルにくるまれて感じる「ああ、気持ちがいい」という安心感や信頼感なのだと。

そう考えると、赤ちゃんというのは「死」からも「生」からも、とても近い場所にいる稀有な存在のかもしれないですよね。
それゆえに、純粋で無垢な瞳で物事の本質を見つめているのかも。

妊娠6週くらいの胎児になると、脳の感情を生み出す部分ができはじめ、さまざまなことを記憶しているのだそうです。
ムスコは胎内記憶についてたくさん話していたこともあり、胎児の時の感覚が色濃く残っているのではないかと思うことがあります。
つまり、バーストラウマです。

お腹の赤ちゃんに優しい声でたくさん語りかけていると良い、というのは、その言葉や思いが赤ちゃんに伝わるからですよね。
その逆もまた然り。

私はムスコを妊娠している時、「また流産してしまうのではないか」という不安ばかりで、幸せを感じる心の余裕なんてありませんでした。
そのネガティブな気持ちが胎内にいる間中、ムスコの心に作用していたのではないかと申し訳なく思います。

そして、生まれてきたら生まれたで、私はムスコのアトピー&アレルギーで絶望感でいっぱいでしたし……。
ムスコは「うまれてきてよかった。しあわせだなぁ」なんて感じられる状態じゃなかったでしょうね(泣、泣)
今は笑顔で「おかあ、こんなに、こーーーーんなに、だいすき!」と、両手を大きく広げて言ってくれるけど(涙)

ムスコは非常に想像力(←妄想力といったほうがいいかも。笑い)があり、音や光にも敏感です。
もちろん、私のほんの少しの声のトーンの変化や表情の変化などもすぐに気付き、「どうした?」「なにかあった?」と聞いてきます(←いつも私の顔色をうかがっている、とも言えます。汗)
子どもって、ほんとうに、ビックリするくらい、よく見ているんですよねぇ……。

さて、「鬼」というのは、想像上の存在ですよね。
自然への畏敬の念を培い、人知を超える存在や事柄へ思いを馳せるためなどさまざまな意味があり、人間の感謝する心を培い、おごりを戒めるために生み出された存在であろうと思います。
それは、子どもにとっては心の成長のための「通過儀礼」であり、大人にとっては自然を敬うための「儀式」なのでしょう。

ムスコが節分の「鬼」をきっかけに精神状態が不安定になったのは、実在しない「鬼」への観念的な恐怖ではありません。
「鬼」が自分の恐怖の経験を象徴するものとなっています。
得体のしれない恐怖ではなく、実体を伴う恐怖なんですよね……。

2歳の時。
山手線がものすごい音の警笛を鳴らしながらホームに入ってきた瞬間、ホームから人が落ち、その後、周囲にいた人々の「飛び込み自殺だ!」という怒号と駅のアナウンスが響き渡り、大混乱になったこと。
そして、保育園で先生たちの心ない対応もあり、ひどい登園拒否で「おかあさん」と言えなくなるほどどもりがひどくなりました(←今は超おしゃべり君ですが)

3歳の時。
交差点で飛び出した子どもを避けようとしてハンドルを切ったオートバイが「ガシャガシャガシャーン!」と大きな音を立てて横滑りして行き、運転していた人が大きく宙に飛ばされたこと。

こちらも3歳の時。
保育園の帰り道。
曲がってきたトラックが自転車にぶつかり、自転車に乗っていた女性がタイヤの下敷きになり、自転車がぐちゃぐちゃに壊れていたこと。

そうしたことをムスコは経験しています。
目で見て、耳で聞いて、周囲の凍り付くような空気を肌で感じ、時には匂いも……。
そして、それらを事細かに覚えています。
忘れられればいいけれど、忘れられないほど強烈なシーンの数々ですから。

ムスコの心の中には、バーストラウマと死の瞬間を目撃した経験が消せない記憶としてあるようです。
なので、一旦、収まって心が落ち着いたように見えても、またちょっとしたきっかけで、堪え難い不安感として甦ってしまうんですね。
ムスコの不安をどうやって取り去ってやれるだろうと、ずっとずっと考えてきました。

やっと、みなさんからいただいたコメントを読んでいるうち、私にもできることがある、と思うようになりました。

私にできることはだたひとつ。
ムスコにはつらい経験だったけど、それを乗り越える強さがあると信じて、ムスコを見つめていくこと。

愛しい、愛しい我が子だからこそ、「心配だ、心配だ」と嘆くのではなく、ムスコの心の変化に注意を払いつつ愛情をたっぷりと注ぎ、ムスコ自身の強さが芽生えてしっかりと根付くまで待つことが大切なんですね、きっと。
ムスコが今、頑張っているのに、ムスコには乗り越えられない試練だと決めつけるなんて、失礼ですね。

心配性の母でほんとうにしょうがないのですが、ムスコが小学生になって、中学生になって、高校生になって……消極的でビビリな性格なのでいじめにあったらどうしよう、食物アレルギーなのに「牛乳飲め! やーい、飲めない弱虫!」と揶揄されないか、とかあれこれ心配で仕方がありません(汗、汗)

でも、でもそんな先々の想像上の未来の出来事を心配をするよりも、ムスコが自分を信じて、強く優しく育ってくれるように今、サポートしないといけないですよね。
感受性の豊かさはそのままに、精神的な強さも育ってほしいと願わずにはいられません。

40度あった熱は下がり、今は喘息の症状が出てきました。
心の中で渦巻いていた感情が病いという形をとって、私に「つらいよ、たすけて」と伝えてくれているのでしょう。
しばらくは心にも身体にも無理をさせず、のんびり過ごしたいと思います。

長くて暗い記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
いつも、いつも励ましてくださり、ほんとうに感謝しています。

にほんブログ村 料理ブログへ

クリックしていただけると励みになります♪ 
よろしくお願いします♪



こちらもポチッとしていただけたら、嬉しいです♡













スポンサーサイト

テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

12:00  |  ムスコのこと  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

ムスコくん、ひとまず熱が下がってよかったですね。喘息症状は心配ですが。。軽くでおさまりますように。
私も子ども達のことで考え出すと入園入学を控えて心配は尽きないのですが、今できるのは、なるべくこどもの気持ちに共感すること、そばにいるよと安心させることなのかな、と今は思っています。年齢が上がればあがるほどネタは増えそうですが、ま、逃げるもよし、付合ってしんぜよう、と。
写真の花、綺麗ですね。ほんとに嬉しい贈り物だと思います。以前青森で雪に降り込められた冬をすごしたときに室内植物の存在に癒されて、つくづくパワーを実感しました。
にゃあ |  2011.02.28(月) 09:06 | URL |  【編集】

にゃあさんへ

> ムスコくん、ひとまず熱が下がってよかったですね。喘息症状は心配ですが。。軽くでおさまりますように。

ありがとうございます!

喘息持ちとしては仕方がないのですが、一晩中、咳をしているのを見るのはつらいですね(涙)
食べても咳して吐いちゃいますし。

おまけに今年のインフルエンザA型は熱がぶりかえすらしく、ムスコの熱が昨夜から再び、40度になりました……。
38度くらいなら平常心で看病していられますが、体温計が40度になると怖いですね(汗)
そんな数字、頻繁に見たくないですもん……。

> 私も子ども達のことで考え出すと入園入学を控えて心配は尽きないのですが、今できるのは、なるべくこどもの気持ちに共感すること、そばにいるよと安心させることなのかな、と今は思っています。年齢が上がればあがるほどネタは増えそうですが、ま、逃げるもよし、付合ってしんぜよう、と。

ほんとうに、ほんとうに、ほんとーーーーーーに、心配がつきません。
今は、保育園の担任とムスコのかかわりが一番濃厚で、お友だちとの付き合いはその次なのですが、小学校になったらお友だちとの付き合いが主になりますよね。
いろいろな子がいて、いろいろな親がいて、さまざまな価値観があって……とついつい考えちゃいます(汗)

でも、にゃあさんがおっしゃるとおり、今はムスコの気持ちに共感し、そばにいて安心させることが第一ですよね。

コメントの中でさらりと書いてくださった「逃げるもよし、付合ってしんぜよう」という言葉、とても深いですね。
心の中にすっと入ってきました。

どうしても無理だったら逃げてもいいんですよね。
「逃げちゃ行けない、逃げちゃ行けない」って思うから追いつめられるだけで、「最後に逃げてもいいけど、それまでやれることはやってみようよ」と思うと少し、心の中に余裕が生まれて楽になりますね。

そういえば、動物園のライオン飼育の担当の人がテレビで話していたのですが、「百獣の王ライオンといいますが、ライオンだって人間のことが怖いんです。恐怖を感じると『相手に危害を加えてやろう』ということではなく、自分の身を守るために必死になっているから、こちらを襲ってきたりします。ですから、必ず逃げ場を確保しないといけません。そうやって接することが、ライオンと友好関係を維持する大切なんです」ということでした。

ライオンだけじゃなく、自分自身も、子どもも、追いつめちゃダメですね。
自分の理性とは違う、突発的な行動や自分の心や身体を傷つけちゃったりしますもんね。

にゃあさん、気づかせてくださって、ありがとうございます!!!
私、視野がものすごく狭くなっていて、大切なことが見えなくなっていました。

> 写真の花、綺麗ですね。ほんとに嬉しい贈り物だと思います。以前青森で雪に降り込められた冬をすごしたときに室内植物の存在に癒されて、つくづくパワーを実感しました。

花の力はほんとうにすごいですよね。
雪がしんしんと降る日に室内の植物が放っていたであろう癒しのエネルギー、とてもよくわかるような気がします。
精油を集めてエネルギーを凝縮したアロマテラピーとはまた違い、生の花は、色と香りとかたちの美しさで幾重にも癒してくれますね。
こうやって植物の力を感じると、人間は自然から切り離されて生きることはできないんだなぁ、と感じます。

これからは、無理せず、ゆるゆると向き合っていこうと思います。
ほんとうにありがとうございます。
えららん |  2011.03.01(火) 08:01 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://atopiclife.blog22.fc2.com/tb.php/785-2fdc7430

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |