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2009.05.09 (Sat)

理想の叱り方

ムスコは私のことが大好きです。
私もムスコが大好きです。

なので、お互いの気持ちがうまくかみ合っている時にはいいのですが、歯車が狂ってきて、ムスコがしつこくいたずらしたり、やってほしくないことをし出すと、歯止めがきかなくなってしまいます。

気持ちに余裕があれば言葉で説明しながら叱るのですが、先日、ムスコに何度も叩かれて腹が立ち、つい手が出てしまいました。

「バシッ!」
自分でも驚くほど大きな音がしたと思ったら、ムスコのほっぺに私の手形が赤くついていました。
驚愕して目を見開いたムスコは、驚きのあまり泣きもしませんでした。
しらばく凍り付いたようになっていた後、「いたい……」。
私も呆然としていたのですが、ムスコの言葉にハッとして謝りました。

【More・・・】

生後半年くらいまで、ムスコのアトピーは最悪の状態だったこともあり、私の気持ちも激しく落ち込んでいました。
「なんでそんなに泣くのよ!いいかげんにしてよ」とムスコを手荒く扱ってしまうこともありました。
ムスコが掻きむしる姿を見たくないがために、頭だけ出してムスコをバスタオルでぐるぐる巻きにしたこともありました。

2年後に今のようにムスコと笑って暮らせるようになるとわかっていたら、我慢できたかも、と思ったりしますが、当時は目の前の瞬間だけが現実でしたから……。
私には未来など信じられず、切なさと苦しさだけしか感じられませんでした。
ムスコは痒くて泣き、泣くから叱られ、つらかっただろうなー、と思います。

こういう記憶がムスコにあるのかどうかわかりませんが、少なくとも私には激しい罪悪感があるため、ムスコの叱り方について、いろいろな本を読みました。

子育て本いわく……

「思いっきり叱って、思いっきり抱きしめればいい」

「子どもは親の鏡。不本意なことをされたら、まず自分のことを振り返ってみよう」

「子どもがすることには無意味なことは何もない。ひとつひとつが重要な発達の過程である」

「触られたくないものに触られて叱るくらいなら、子どもが触れない場所に置こう。子どもの手が届く範囲内にあるものは、子どもにとっては興味をひかれるおもちゃでしかない」

「叱る時には『バカ』『悪い子だ』といった子どもの能力を否定したり、人格を傷つけるような言葉でしかると子どもは萎縮する。愛情のある言葉で叱ろう」

「子どもは飽きれば自然にやめる。飽きるまでやらせよう」

「子どもがわかるまで、何度も何度も説明しよう」

などなど……。

どの本にも、「なるほどー、そうだよね」。
大きくうなづくことがたくさん書かれていました。

読んだ時には「私も真似してみよう」とは思うのですが、実生活に照らし合わせてみると、その言葉どおりにいかないもので。
時間がないから、場所がないから、いろいろな生活上の支障があり、本のとおりにしたくても、とてもできません。
それは単なる言い訳かもしれないですけど、でも、それが私の現実だったりします。

となると、やっぱり私にはムスコの叱り方がわかりません。
あ、感情に任せて叩いちゃいけないことは、じゅーぶん承知していますけど(←再び、反省)。

ムスコがやっていることは、どこまでやらせていいんだろう?

たとえば、育児本には食べ物で遊ぶのも、食事の中での重要な学びだと書かれています。

ムスコは食べ物をいじるのが大好き。
米をとぎたがるし(米粒をバラバラと上から炊飯器の内釜に落とし、床に散らばるのもおもしろいらしい)、ムスコの皿に盛りつけた料理を自分用の小さなテーブルに並べ替えたり、テーブルの上から床に落としたり、ごはん粒をのりのようにつぶしてテーブルにこすりつけたり……。
とにかく遊びながら食べます。
けっこう食べるので、遊ぶからと言って片付けてしまうわけにもいきません。

でも、食事に少なからず気を配っている身としては、「食べ物を『おいしいね』って笑顔で大切に食べると、もっと大きくなって、もっと元気になるよ!」と教えたい。
食べ物をムダにしているように見えても、食育の一環と思って目をつぶるべきことなんでしょうかね?

ムスコが行うささいな日常行為のひとつひとつに対して、一旦、歯車が狂い出した途端、「これは叱るべきなんだろうか?」「どの程度の強さで叱っていんだろうか?」ととめどなく疑問が湧いてきてしまいます。

その結果、「ダメでしょ! 何度言ったらわかるのよ!」という絶叫になり……。
時には、乱暴にムスコの手からモノを奪い取る、というアクションが加わったりもします。

結局、子育て本の「やってはいけない叱り方」になってしまうのです。

昔読んだ本に、「衝動的に見える行為はすべて、あなたの熟慮の結果である」というフレーズがあったなぁ……。

私の母は口より先に手が出るタイプでした。
「時間もないのに、まどろっこしくて説明なんてしてられるかっ!」っていうことだったと思うんですけどねー。
祖父母も同じ。
ウチの家系の「叱り方」は、「体で覚えろ!」
すると、私のように体で覚えていて、反射的に出ることがあるわけですよ。

うーん、叩かれると痛いことはわかってほしい。
そして、されるとイヤなことは他人にもしないようになってほしい。
でもなあ……。
ムスコには悪いことは、頭と体の両方で覚えてほしいなぁ。

すべてにマニュアルが必要だと思っているわけではないけれど、叱り方だけは、「うん、これならできる!」と思うようなお手本がほしいと思う今日この頃です。





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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

11:00  |  ムスコのこと  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

こんにちは♪

遊びにきましたー。
我が家の3歳の長男も怒られたくてやってるの?ってくらい毎日色々しでかしてくれますよ。
ムスコくんもこれから益々やんちゃ度アップかな?
上手く言葉で分からすことができればいいのだけどつい怒鳴ってしまいます(反省)
子育てって日々修行ですね。

*小雪** |  2009.05.11(月) 14:59 | URL |  【編集】

いらっしゃいませ♪

遊びに来てくださって、嬉しいです。
そうですかー、小雪さんの長男くんもいろいろやりますか。
ムスコがこれ以上パワーアップしたら、私は口だけでなく手も出てしまいそう……。
子どもに言葉で理解させるって、ほんとうに、ほんとうに難しいですよね。
「日々修行」というフレーズ、まさにその通り!
子育てを楽しみつつ、子どもの一緒に成長していきたいですね。
えららん |  2009.05.12(火) 05:42 | URL |  【編集】

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