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2009.04.30 (Thu)

アトピーのクスリ

アトピーのクスリ090430_0658~02

ここの写真にあるのが、今のムスコの「アトピーのクスリ」3点セットです。

上から、言わずと知れた「ヒルドイドローション」、右が漢方軟膏(中医師TS先生から処方されているもの)、左が代替医療ホメオパシーの錠剤・レメディ(代替医療医KA先生に相談しつつ、私が処方しています)。

【More・・・】

使い方は、と言えば……。

ヒルドイドローションは皮膚表面の保湿のため、朝晩、全身にべったり塗っています。

この漢方軟膏には、保湿して痒みをおさえ、皮膚や毛穴を健やかな状態にし、皮膚の抵抗力を高める働きがあります。
成分は、地黄・威霊仙・何首烏・当帰・黄連・苦参などの生薬から抽出したエキスでつくられています。
塗るのは、湿疹が出ている時や、痒みがひどい時のみ。
去年は毎日のように塗っていましたが、今は時々、です。

ホメオパシーのレメディ(錠剤)には、さまざまな種類と用途があります。
ムスコのアトピーに合っているのが、「サルファー(硫黄)」と「ラス・トックス(漆)」の2種類。
レメディというのは、成分の毒性がなくなるまで希釈して砂糖粒になったものです。

温泉浴にもあるように、硫黄には古来から肌を清浄に保つ効果があります。
体内のバランスを整える作用もあるため、ムスコの場合は、蕁麻疹が出た時に使っています。
漆は皮膚をかぶれさせて強い痒みを与えるものですが、レメディとして用いると、ひっきりなしに掻きむしらずにはいられない耐え難い痒みを抑えてくれます。
ホメオパシーには「似たものが似たものを治す」という原理があり、それに基づいてレメディを選びます。
不思議なクスリですけどね~。

蕁麻疹や掻きむしりがひどい時、以前であれば抗ヒスタミン剤や坑アレルギー剤を使って抑えていましたが、今では漢方軟膏を塗ったり、ホメオパシーのレメディを飲ませて落ち着かせています。



ムスコのアトピーは今でこそ落ち着いていますが、ほんとうにひどい状態でした。

今回の記事を書くために久しぶりにムスコの痛々しいアトピー顔を見ていたら、涙が浮かんできました。
これじゃあ、ムスコを見た人が口ごもるハズだわな~。

ムスコは少しずつ悪化していって、気づいた時にはとんでもない状態になっていたので、毎日見ている私にとっては驚くべきことではなかったですが、時間が経って客観的に見ると、わかりますねぇ。
当時はそうやって驚愕したような顔で目をそらす人がイヤで仕方なかったですけどね~。

祐たんママさん、お役に立つかどうかわかりませんが、「こうなると2か月半でもアトピーと診断されますよ」の目安として、ムスコの写真を後半に掲載しておきます。

ムスコの顔は腫れ、浸出液でグシャグシャになり、かさぶたもできています。
髪の毛も痒みでこするために抜け落ち、浸出液も出ているため、抜け落ちたところは新しい髪も生えない状態でした。

見比べられるよう、ムスコが1歳10か月の時の写真も一緒に載せておきますね。
*ムスコの比較写真は1か月経ったら、削除します。

ムスコはもうすぐ3歳で、見た目ではアトピーとはまったくわかりません。

たった3年でおおげさかもしれませんが、アレルギー専門医(小児アトピー)JF先生のもと、先生が言うことはすべて実行すべく、ムスコの肌のケアと環境整備をしました。

その経緯を肌のケアの変化とともに記します。
環境整備については、また別な機会に。


生後3か月の時、JF先生のもとへ。

初診にもかかわらず、ムスコのあまりのひどさに驚いた先生はアレルギー判別用の血液検査のみならず、白血球の数など、さまざまな検査を指示。
検査結果は白血球が尋常な数値ではなかったが、食物アレルギーなどの個別アレルゲンに関してはまだよく判別できず。
IGEは670。

後のアレルギー検査でもムスコの数値は出にくく、典型的な陰性アレッ子ということがわかりました。

JF先生の初診で入院治療も検討されたものの、まだ乳児で母乳を主にしていたこと、またJF先生の病院には入院施設がないため、転院してまで入院するのはリスクが高いということで見送りに。
替わりに、先生の指示を厳守することになりました。


<処方されたアトピー薬とケア>
=飲み薬=
混合薬(坑アレルギー薬):アルギン散1%&メチエフ10倍散&アタラックスP散10%
/朝晩
ラックB微粒(整腸剤)/朝晩
エリスロシンドライシロップ10%(抗生物質)/朝晩

肌のジクジクが落ち着いてから(1歳すぎ)は、上記の薬をストップ
セルテクトドライシロップ(坑アレルギー剤)/朝晩
*1歳すぎに喘息になったため、オノンとインタール吸入をしています。

1歳8か月で粉薬の定期服用はすべてなくなりました。


=肌のケア=
消毒薬/朝昼晩
混合軟膏(赤み・湿疹用:ステロイド):リドメックスコーワ軟膏&アズノール軟膏1対1希釈/朝昼晩
軟膏(乾燥による痒み用:漢方薬):紫雲膏<ごま油配合>
*ムスコの頬に塗っていてひどくなり、ストップ。後に、ムスコに強いゴマアレルギーがあることが判明。

ムスコは4か月から保育園に通っていたので、会社の昼休みにタクシーで保育園に行き(10分かかります)、30分間で消毒と薬の塗布、授乳をし、タクシーで戻っていました。

お昼ご飯は、タクシーの中で前夜作っておいたおにぎりを、ただひたすら飲み込む感じでした。

ムスコは夜も痒くて眠れないので、だっこして家中をぐるぐる歩き回り、明け方に泣きつかれて眠ってくれるのを待つため、ごはんもまともに食べられず、お弁当を作る暇もなかったので。
夏場は、たぶん、前夜からラップに包んでおいておいたおにぎりは腐敗する一歩手前くらいになっていたんじゃないかと、最近気づきました(←もっと早く気づこうよ!)。
そういう状態の悪いものを毎日食べて授乳していたことも、ムスコへの悪影響になったのかもしれないと思ったりもします。

私は疲労困憊して立っていることすらつらくなり、保育園ではMA-1を飲ませてもらうようになるのですが……。

会社と保育園の往復を、ムスコが1歳児クラスに上がるまで(つまりムスコが1歳5か月になるまでの1年1か月間)、毎日、続けていました。

必死になって肌のケアと環境整備を行った成果なのか、1歳8か月で、定期服用と同様、ステロイドなどの塗布もなくなりました。



ムスコは1歳で7キロなく、非常に虚弱。
免疫力(IgA、AgG)は尋常じゃないほど低く、すぐに感染症にかかって入院したり、休園したりしていました。

しかし、離乳食を少しずつ進めたことと、肌の調子が落ち着いてきて夜、それなりに眠れるようになってから、ムスコの免疫力は上向きになってきたようです。

そういったプラス要因もあり、1歳6か月の時には、ムスコの体重も成長曲線のパーセンタイルにもギリギリ入るようになりました。
その2か月後には、病院でもらうアトピーの薬はすべて不要になりました。

今でも痒みが強い時や肌の状態が悪いときはあるのですが、そうした時には気長に西洋薬ではないクスリ(漢方軟膏やホメオパシーのレメディ)を使っていれば、コントロールできるようになりました。
状態を抑え込む対処療法の西洋医学とは異なり、代替医療は自らが持っている自然治癒力に働きかけるわけですから、時間がかかっても仕方ないですよねー。

でも、代替医療のクスリに反応するようになったのも体力がついてきて、免疫力が上がったからだと思います。
アトピーが悪化しているときに、どんなに代替医療を用いても、まったく効果がでませんでしたから。

アトピーはあせらず、誰かひとりの西洋医学の先生の指示をしっかり守ったほうが、代替医療でコントロールできるようになる時期が早くくるのではないか、というのが私の感想です。


2歳半の時と、1歳10か月の時のムスコです(追記:6/1 写真は削除しました)。
まるで別人です。

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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

14:09  |  アトピー  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

書いてくれて ありがとうございます
本当いろんな思いをされた事だと思います 私も 今の寛たんを見ていると お兄ちゃんの頃を思い なんともいえない感情がわいてくる時があります
うちの息子の祐たん(兄)も 生後二ヶ月から 顔から黄汁を流し 頬ずりなんて出来なかったIgeは930  今では一見 アレっ子とはわからないぐらい成長しました。
それでも 今も抗アレルギー剤を手放せません そんなおにいちゃんの経験とは なんだか違う寛たん なんだか色々考えてね
記事参考にさせていただきます
本当 つらい事思い出してもらってすみません ありがとうございました
 
祐たんママ |  2009.04.30(木) 22:24 | URL |  【編集】

Re: タイトルなし

祐たんもIgEはそれほど高くなかったのですね。
アレルギー検査の数値って、陰性アレっ子にはあまり役に立たないですよねー。
ほんとうにムスコも「頬ずり」なんて夢のまた夢でしたし、可愛いと素直に喜べる余裕もありませんでした。
でも、お互いにアレっ子とわからないくらいまで健康になってくれたことは喜ばしいことですよね。
今さらながら、ほっぺにスリスリしたり、ベタベタくっついていたりしている我が家です(笑い)

寛たん、気になりますね。
ふと思ったのですが、アトピーでも食アレ由来と環境由来がありますよね?
もしかしたら、寛たんは環境由来で、暖かくなってダニが増える時期や、花粉の時期に悪化するタイプということはないでしょうか?

ムスコはマルチアレルゲンの食アレではありますが、一番ひどかったのは「猫の毛」でした。
ムスコが生まれた当時、猫を飼っていたので、その猫の毛とそれによる環境悪化が、ムスコのひどいアトピーの引き金になったと思われます。
どうしても猫を手放せずにムスコが4か月の時まで一緒にいたのですが、ムスコは浸出液でベタベタでしたが、あちこち切れてもいました。
耳の付け根とか、乳首とか……。平坦なところは浸出液、凹凸があるところは切れる、そんな状態。
猫を手放した生後4か月すぎから、「切れる」というのは徐々になくなりました。

主治医には「成長にともなって症状の出方がかわる」「花粉症は3歳以降でないと出ない」「環境アレルゲンは大きくなってから増える」などなど説明されましたが、私の個人的な考えとしては、ムスコは最初に強く環境アレルゲンに反応し、その後、食アレに移行したのではないかと。
生後間もない頃よりも、1歳すぎてから母乳経由でアレルゲンを摂取したときのほうが、ムスコは反応が大きくなっているし。
ごま油の入った漢方薬で悪化してる気がすると言ったときも、「ごま油に反応することはごくまれ。悪化はそれが理由ではないと思う」と医師に言われたけど、実際にはごま油のアレルギーが強かったわけで。
数値どおりにも理論どおりにもいかないのがアレルギーだと思うんですよねー。

寛たんの肌の症状の出方の原因の一端でもつかめれば、対処できるでしょうし、何か手がかりが見つかるといいですね。
えららん |  2009.05.01(金) 06:06 | URL |  【編集】

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