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2009.04.15 (Wed)

食アレ・キッズのおままごと

食アレっ子のおままごとセット090415_0615~01

ムスコはなぜか、ものすごく「ままごと」が好きです。

一番好きなのは電車ですが、次がままごと。
なので、ムスコはほぼ一日中(保育園でも家でも)、電車の絵本を見ているか、ままごとをしています。
食物アレルギーがあるからこそ、食べ物への執着が人一倍なのかもしれません。

この写真に映っているのは、マザーグースメールというところが発売している『おにぎりセット』です。
おにぎり2個と、たこさんウインナーといちご、脈絡なくキノコがついています。
「ムスコに与えるままごとセットは、ムスコが食べられるものがいい」という私の気持ちを知っている妹が見つけてプレゼントしてくれたものです。

ムスコは見た途端、「うわー、おにぎりだよー、おにぎり! うめぼしがはいってた! のりもついてる!」と大喜び。
グズグズと機嫌の悪い日だったのですが、おにぎりセットを見たら不機嫌も一気に吹っ飛んでしまいました。

【More・・・】

実際に、「おにぎり」はよく出来ています。
海苔はマジックテープで取り外し可能で、おにぎりをパカッと割るとうめぼしらしき赤くて丸いものが入っています。
不器用な子どもの手でも扱いやすいよう、おにぎりもうめぼしもマグネット。
舐めても大丈夫な塗料が塗ってあります。

ただ残念なのが、海苔の接着剤の素材が石油由来のものなのか、強い匂いがします。
ムスコのように軽度の化学物質過敏症ならまだしも、重度の化学物質過敏症だと締め切った部屋に置いておくだけでアレルギー反応が出るかもしれません。

保育園でも情操教育のためなのか、ままごとを推奨していますよね。
ムスコの保育園に置いてあるままごとの道具もキッチンセットから、調理器具、食器、食材、料理と多岐にわたります。
ムスコは食物アレルギーですから、食材や料理に興味を持つのは非常にいいことだと思っているので、どんどんやってほしい。
いずれきちんとした「食」の基本知識を植え付けるための、心の土台というか、関心というか、そういったものを培ってほしいのです。

ウチではあまりテレビを見ないのですが(電車の番組は別)、ときどき画面に映る食べ物を見て、ムスコは自分なりの経験をふまえて発言します。

親子丼を見れば、「あ、かぼちゃのごはんだ! のりがのってるー」
たこ焼きを見れば、「おだんごだね。やけたらクシにさすのかな?」
カスタードプリンを見れば、「あれ、なんだろう。さつまいものかんてんかな? かぼちゃかな? りんごかな? メープルシロップかかってる?」

私が必死になってコピー料理やお菓子を作っている影響もあるのでしょうが、ムスコにとっては、自分の好きな料理(←ムスコが知っているのとは味も素材もまったく違うけど)を見ているのは楽しいようなのです。
でも、友達のウチに遊びに行くような年頃になるまでには、「見た目が似ていても食べてはいけないものがある」と教えていかなくてはならないと考えています。

それだけにムスコには、料理やお菓子そのものではなく、その素材となる食べ物に関心を持ってほしいというのが私の切なる願い。
そうすれば、私のコピー料理が何からできているか説明しやすくなりますから。

ところがムスコは、野菜や果物ではなく、かたちが面白いハンバーガーやゆで卵、アイスクリームなどがお気に入り。
こういうお菓子や嗜好品類は、たいてい「小麦・乳・卵」が含まれていて、家では絶対に見かけないものなだけに、ムスコにとっては非常に興味をひかれるものらしいのです。

となると、当然のことながら、「おかーさーん、あさごはん、はんばーがーにする」などと言い出します。
言われればゆで卵だって、アイスクリームだって作りますよ。

でもね、実は心配なんです。
ムスコはまだ2歳。
「これ、たべたよー♪」とニコニコしながら棚に並べてある給食のサンプルを指さして教えてくれるムスコは、不細工な母のコピー料理と現物の料理が同じものだと思い込んでいます。

他の子のものは食べちゃいけないとどんなに説明しても、「はい、どーじょ」と友だちから差し出されたら口にしてしまうかもしれない。
誰かが落としたものを、つかんでしまうかもしれない。
そういった恐怖がいつも頭の片隅から離れません。

ムスコの代替弁当は調理室でみんなと同じ食器に盛りつけられ、色の違うトレーに乗せられています(←誤食が多発したムスコの保育園では、アレっ子と普通の子でトレーの色を変え、誤食が起こらないように配慮するようになりました)。
大人から見れば、実物の給食とコピー料理の違いは歴然だけど、ムスコにとっては、自分とみんなの違いは、トレーの色だけなのです。

ムスコの「おんなじ♪」と満足げに食べる顔を見たいがために、コピー料理を作っているのは私なのに、それをすることでムスコに危機回避のための食物の知識を与える機会を奪っているのではないかというジレンマもあります。
実際に、米粉クッキーと間違って、小麦クラッカーをつかんじゃったこともあったし。
口に入れる前に気付いてよかった(←心臓バクバクでした)。
この場合、同じクッキーだから、識別しろっていうほうがムリだけと。

コピー料理が必ずしもいいものなのかどうなのか、保育園のままごとセットや食べ物の絵本を見るたび、考えてしまいます。

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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

15:25  |  食物アレルギー  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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