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2009.03.25 (Wed)

「小麦私流負荷」と代替医療

木の床090325_0943~01

ムスコの食物アレルギーのことを考える時、心が激しく揺れ動きます。

成長とともに食べられるようになっていく、というムスコの未来を信じてはいます。

でも、その一方で、ランク2の小麦と陰性の小麦グルテンに過敏に反応するムスコを見ていると、「もし、間違って口にしたら、どうなってしまうだろう?」という恐怖も感じます。

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今はまだ私がムスコの食べ物をコントロールしているから大丈夫かもしれません。
でも、来月からは、保育園の給食で、果物だけを食べることになっています。
果物だから誤食の危険性は少ないですが、徐々に解除品目を増やしていくと、いつかは誤食が起こらないとも限らない……。

4月1日から保育園の調理室で切り分けられた果物を食べるので、小麦のコンタミネーションは充分考えられる……。
そう思ったら、ムスコがコンタミネーションでも反応するかどうか急に心配になってきました。
ウチには小麦粉はもちろん、小麦を使った加工食品も置いていないし、外食も避けているので、ムスコはコンタミネーションなんて経験したことはありません。

そこで悩んだ揚げ句、私がとったのは母乳経由で試すこと。
前に小麦グルテンを試すために「生麩」を食べて撃沈した実績があるだけに、何事もなくスルーのハズはない……。
大きなショックを受ける前に、まず心の準備もしました。

さて、私が小麦粉をまぶした唐揚げを食べ(もちろんお総菜なので、ほかの小麦類にも使ったであろう揚げ油)、ムスコに授乳してみること。

母乳からでるアレルゲンは数万分の一ということなので、私が3グラムの小麦粉を摂取したら、出てくるのは、0.0003グラム。
食塩やグラニュー糖の1粒は1000分の1ミリくらいの大きさだというから(もっと小さい気がするけど)、小麦粉の1粒はもっともっと小さい。
たぶん、10000分の1ミリくらいなんじゃなかろうか?
小麦の分子と考えたら、1億分の1ミリくらいになりそう……(ほんとか?)
そう考えたら、私が摂取した小麦粉で母乳に出てくるのは、分子は数30000個くらいなんじゃないかと推測しました。
小麦粉数粒分にはなるのではないでしょうか、たぶん。
コンタミネーションを調べるには充分すぎる量な気がします。
(これは化学オンチの私の勝手な推測なので、重篤な小麦アレルギーの方は絶対に真似しないでください!)

結果は?
母乳を飲んだ直後は平気そうにしていましたが、寝ている間にボリボリかきはじめ、夜中には何度も痒みで起きました。
そして朝、ムスコの体をチェックしたら、肩から首にかけてかき傷だらけで血がでており、体はざらざら。
下痢もしていました。
「おかあさん、かゆいの。おくすり、ぬって」とムスコ。
顔などが腫れていなかっただけ、ラッキーだったと思おう。

そうか、小麦粉のコンタミネーションも気にしないといけないですか……。
想像してはいましたが、かなりショック……。
こんなムスコなのに、小麦を「実食」させるなんて、恐怖以外のナニモノでもないわ……。

主治医からは「小麦と麦類全般は全面除去」と指示され、もしも負荷試験をしたいなら、アレルギー専門の病床のある専門病院を紹介するとも言われています。
でも、専門病院で負荷試験をしたからといってムスコのアレルギー反応が出ないわけじゃないし、出たときには命に危険が及ばないような対処ができるというだけのこと。
出るにせよ、出ないにせよ、負荷試験を課せられるムスコの心と体へは非常に負担になることなのではないかと思えてしまいます。

そうやって思い悩んでいると、自分の過去の経験に照らし合わせて、代替医療に頼りたくなってしまいます。

私はムスコが生まれるまで、原因不明の流産に悩んでいました。

大学病院に何年も通い、何度も検査をしてきましたが、毎回言われたのは「どこにも異常はありません。妊娠の継続を阻害する因子も見当たりません」。
医師からのこの「異常はありません」という言葉を聞くたび、悲しくて仕方ありませんでした。
「原因が見つかれば治療できるけど、原因が特定できないんだからこのまま放置するしかないよ」と私の出産の可能性を暗に否定された気がして。

その後、私は代替医療を用いて、幸運にもムスコを出産することができました。
だからこそ、余計に、西洋医学で壁にぶつかっていると思うと、代替医療に頼りたくなってしまいます。

代替医療というのは、人間には生まれながらにして「自然治癒力」というのが備わっているので、その自然治癒力に働きかけて、体の不調を整えていったり、免疫力を高めることによって病気にかかりにくい健やかな心と体をつくっていこうという考え方のもと、自然にある植物や鉱物、動物などを使っていく治療法です。

たとえば、森林浴や温泉浴ってありますよね?
そうしたものも、大きな視点でみれば、代替医療のひとつと言えます。

ムスコの食物アレルギーも検査の数値には出にくい。
病院では「数字で出てないから食べても大丈夫だと思うけど」と簡単に言います。
でも、確実に反応する。
正直なところ、専門病院であれ、負荷試験が恐いです。

負荷試験で恐怖感を味合わせるよりも、小麦や小麦グルテンの分子すら入っていない小さな「あめ」を何度も舐めさせて、ムスコの体に「こういう物質もあるけど、危険なものじゃないから、過剰反応しないでね」とメッセージを送りたい。
いわゆる、抗体に体を慣らしていく「減感作」と同じ考え方です。
そう思って、今、イギリスから取り寄せをしています。

ただ時間に任せるだけ、ムスコの成長に任せるだけではなく、私がムスコにしてあげられることがあるなら、何でもしてあげたい。
小麦関連のアレルギーは長引き、かつ、大きくなってからも小麦依存性運動誘発アナフィラキシーが起こる可能性は否定できず、「もう大丈夫だね」と手放しで安心できないというのも気がかりなところです。
何か起こってしまった時の「緊急的な対応」ではなく、何かを起こらなくするための「事前的な対応」が多少なりともできるのならば、私はそうしたい。

だから、病院で渡される薬に依存して食物アレルギーを抑えるのではなく、体が過剰にアレルギー反応を起さなくするため、免疫力が正常に働くようにするため、体のためにいい食べ物と、自然の力に則したクスリを用いていきたいと考えています。


追記:生後1か月でムスコにアトピーの症状が見えた時に、民間療法を試して、「入院して治療が必要」と言われるほど悪化させた苦い経験があります。

代替医療というのは、専門医の指導のもとに行うもので、聞きかじりの知識であれこれやるのは非常に危険です。
また、専門医に診てもらうにしても、症状が上向きになっていくまでに時間もかかりますし、自然治癒力の強さによっても改善する度合いは異なります。
専門医に相談し、納得してから、生活に取り入れていってください。

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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

14:24  |  食物アレルギー  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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