海に行きたいなぁ……

この記事で書きましたが、ムスコが学校へ行けない不安定な時期が続いていましたが、1、2年時の担任の先生の温かい励ましのおかげで、元気に通えるようになっていました。

ところが、3年生になってクラス替え。
もちろん担任もクラスメイトも今までとは違います。

ムスコはムスコなりに3年生として頑張っていたようなのですが、今の担任の先生は「できないところをできるようにする」という方針。
できないことを厳しく叱ります(←あまり誉めない先生らしい)。

前の担任は、「できないところをできるようにする」という目標は今の担任と同じですが、実際にできるようになると、本人が頑張ったことを認め、たくさん誉めるということもしてくれていました。
親の私にも「お母さんには気になるところもあるかもしれませんが、ムスコくんは頑張っていますよ。おうちでもたくさん誉めてあげてくださいね」と事あるごとに言ってくださいました。

ムスコの落ち着きのない態度が悪いのですが、3年生になってからは担任から電話がかかってきたり、連日のように放課後に居残りで注意されたり、ムスコはかなり厳しく指導されることに(汗)

担任の先生がどんな教育理念を持っていらっしゃるかで子どもたちへの対応が異なるというのは、社会勉強としても必要なことだとは思っていたのですが、ムスコにはかなりのストレスになっていたようなのです……。

自分では頑張っているつもりなのに、学校でも家でも、ほとんど誉めてもらうことのない毎日。
本人の気力も頑張りも限界になっていたのでしょうね。

数日前、夜になって「頭が痛い」と言い出し、翌日はものすごくむくんだ顔で「ダルくて動けない」。
なんとなくイヤな感じがしたので学校を休ませることにし、私が電話をしている声を聞いていたムスコは「ありがとう」と元気のない声で言いました。

このまま家で横になっていても心身の状態が良くなるとは思えないので、ムスコに「学校に元気に行けるように気分転換におでかけしよう。どこに行きたい?」と聞くと、「江ノ電に乗って海に行きたいなぁ……ダメ?。大仏も。石、買いたいな」とのこと。

やっぱり……。
前回と同じこと言ってる……かなり落ち込んでいたのね……。

というわけで、また湘南方面に行ってきました♪
アジサイの季節でとてもキレイでしたが、江ノ電は激混みだし、人も多くてびっくり!

鎌倉の大仏は、アジサイが有名な長谷寺にあるため、人ごみが苦手なムスコと私は今回は行かず(←アジサイは見たかったけどねぇ)。
長谷駅のそばにある鉱石屋さんに行き、ムスコは何十分も悩んで自分のおこづかいで買える石を選んでいました(笑い)

今回行った海は、稲村ケ崎。
薄曇りだったおかげで、暑すぎず、涼しすぎず。
ムスコは砂浜で泥団子を作って海に投げて遊び、私は裸足になって水に入って気持ちよかったです♪

150615_1156~01

翌日はタイミング良く、前に同じクラスだった仲良しのお友だちと遊ぶ約束をしていたので、元気に学校に行くことができ、ホッ。
「楽しいことが待っている」というワクワク感は、精神衛生上、大切なことですね。

ムスコの病気というのは「起立性調節障害」といいます。
朝なかなか起きることができず、起き上がった後に、頭痛や吐き気、倦怠感などで動くことができなくなります。

午前中に調子が悪くて、午後になると元気になるため「怠けてるのかな?」「叱ってでも学校に行かせた方がいいのかな?」と悩んだりもしたのですが、主治医に精密検査をしてもらうと「起立性調節障害」という診断でした。

主治医からのアドバイスは、「起立性調節障害は、成長期にホルモンのバランスが崩れたり、心身にストレスがかかりすぎることで自律神経系の働きが乱れることによって発症することが多い病気です。心身にストレスをかけず、早寝早起きをして体内のリズムを調えていきましょう」ということでした。

重ねて言われたのが、「午後から夕方になると元気になるため、親御さんは『仮病でしょうか?』とおっしゃることがありますが、起立性調節障害は間違いなく病気です。本人は体がつらくて動けないのに、『頑張って起きろ!』と叱られたり、『気持ちの問題なんだから、怠けるな、しっかりしろ!』と厳しくされることで病気は長引きます。また、『できない自分はダメなんだ』と自信を失ってしまったり、強いプレッシャーやストレスでさらに自律神経の働きが乱れ、学校に行くのもつらくなってしまうことがあります。ムスコくんが病気であることを理解した上で、体と精神の調子が良くなって行くように静かに見守り、優しく励ましてください」ということでした。

日本小児心身医学会に起立性調節障害について詳しい説明がありますので、ご興味があれば、ご覧になってくださいね。

ムスコは生真面目で義務感が強く、わがままを言ってはいけないと思って何でも我慢してしまう性格です。
良く解釈すれば「意思が強い頑張り屋」ですが、それが度を超してしまうから、心身が悲鳴をあげるんでしょうね。

私は「3年生になったんだから、もっとしっかりしてほしい」という気持ちが強くなり、ムスコが言われたことをすぐにやらなかったり、できなかったりすると、ついイライラして、ムスコに「何回も同じこと言ってるよ!」「毎日言わせないで!」と注意することが多くなっていました。

でも、先日、ムスコが「いつもじゃないよ。できる時もあるよ」と小さな声でぽつり。
それを聞いて、ハッとしました。
できる時もあるのに、できなかった時ばかり親が叱るのはズルイよね……。

それに、親に言われたことには、たとえ理不尽であっても子どもは言い返せないもんね。
勇気を出して言い返すと「へ理屈言わないの!」とさらに叱られるし。
納得できないことなのに我慢ばかりさせていて、ごめんね。

よくよく考えて見たら、私だって、夫に「おちゃーちゃんは片付けできないんだよね。ほら、そこにゴミ落ちてる」って言われるとキレますもん。

散らかっていることは確かに多いけど、ちゃんと片付けることだってあるし(←大人の私だって、自分がやったことは誉められたいわ)。
それに、そんなこと言っているヒマにアンタがゴミを拾えよ!って思うわ(←言い返すと大げんかになるから言わないけどねー)

ムスコが親に感じている理不尽さと、私が夫に感じている理不尽さ、似てるかも〜〜〜(苦笑)

あ、話がそれちゃいました。
愚痴は山ほどあってキリがなくなっちゃうから終了、終了(笑い)

ムスコの起立性調節障害をきっかけにたくさんのことに気づかされました。
食物アレルギーの時も、アトピーの時も、喘息の時も、いつもムスコの病気が私にいろいろなことを教えてくれているように感じます。

ムスコがつらい思いをしながら教えてくれる大切なことの数々。
しっかりと私が受け止め、変わっていかないと、と肝に銘じました。

1年前のムスコよりも今のムスコのほうが生活面でも勉強面でも確実にできるようになっているし、その「ムスコの努力」と「できるようになっている事実」を受け止め、「よくがんばっているね!」と誉めてあげられる母になりたいと、日々、努力しています(←なかなかできないのですが。涙)

ムスコは起立性障害を治すために、私はイライラ・ガミガミを治すために、ふたりで頑張ります♪

脈絡のない長い記事を読んでくださり、ありがとうございました!

6/20追記
この記事に関して、たくさんのメッセージをいただき、ありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

コメント欄でいただいたメッセージの中にはデリケートな内容も含まれておりますため、今回はすべてのコメントを非公開にさせていただき、私からのお返事だけを公開させていただいております。
どうぞご理解、ご了承をお願いいたします。

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pekklennさんへ

心のこもったコメント、ありがとうございます。

ムスコが男らしくなったと言っていただき、ありがとうございます。
「おかあ、だっこ」とくっついてばかりで、ほんとうに心配になるのですが、見た目は男の子っぽくなっているのですよね。

おっしゃるとおり、担任の先生はとても熱心な方ではあるのです。
実生活でも男の子のパパでもあるので、それもあって「男の子は精神的にも身体的にも強くたくましく」と思って指導なさっている感じがします。

ムスコがもっと打たれ強いというか、言葉で誉められることがなくても、厳しさを愛情として受け止めることができる精神的に強いタイプの男の子だったらよかったのにな、と思います。
でも、私も打たれ弱くてすぐに凹むので、ムスコだけに「もっと強くなれ!」って言ってもムリですね(笑い)

私が子どもの頃の小学校の男の先生は「何やってんだ。ゴツン」みたいな口より先に手が出るタイプが多かったように思いますが、今の子はずっとずっと繊細になってきているから、先生の指導方針ありきではなく、子どもがどんなふうに感じているのかも考慮しておだやかに指導していかなくてはならず、とても大変ですよね。

pekklennさんも体調のことでいろいろと思い悩まれた時期があるのですね。
ほんとうに、そうなんです。
悩んでいる時に病院の先生に相談して、これこれこうだよ、とか、こういうふうにするといいよ、と言ってもらえると、「ああ、なるほど」と思えて気持ちが楽になることが多いですよね。

そして、pekklennさんの優しい励ましのメッセージのおかげで、心がほっと温かくなりました。
ありがとうございます!

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ばるまよさんへ

ムスコの心に寄り添ってくださり、ありがとうございます。
息子くんと重なるところがあるのですね。

ムスコが3歳の時もやっぱり、保育園の先生との相性の悪さからどもるようになり、精神状態が不安定になったことがあります。この記事(http://atopiclife.blog22.fc2.com/blog-entry-222.html)に書いたのですが、その時も、ムスコを見ていて胸が痛く、先生のこと、自分自身のこと、いろいろと思い悩みました。

子どもが小さいうちは、親と先生は絶対的な存在なので、その影響を善かれ悪しかれ受けやすいのでしょうね……。

そうなんですよね、心配だとついつい子どものやることに口出ししてしまいます。
ストレスやプレッシャーなどさまざまな要因で子どもが気がかりな症状を示した時には心を痛めて反省する私なのですが、その時期を過ぎると、また口うるさくしてしまい……の繰り返しです。

もっとおおらかに、「子どもはできないものよ〜、できたらラッキーって思うくらいでちょうどよ。いちいち怒ってたらママが疲れちゃうわよ(by 年配の助産士さんのアドバイス)」と思いながら育児ができたらどれほどいいか、と思うのですが。

ばるまよさんがおっしゃるとおり、子どもは子どもなりに頑張っているんですよね。
大きい頑張りだけでなく、小さい頑張りも見つけて誉めて励まして、子どもの良さを伸ばしていきたいですよね。

『りゆうがあります』という絵本、知りませんでした!
さっそく子どもと一緒に読んでみますね♪

とーますさんへ

とーますさんも起立性調節障害だったのですね。

中高生だった時のことを教えてくださって、ありがとうございます。

そうなんですよね、頭部への血流が減るため、めまいや吐き気も起こりますし、思考力も低下して、「今、どうしたらいいのか」ということを判断するのが難しくなってしまうのですよね。

ムスコはソファに崩れ落ちるように横たわっていたり、床に丸まってぼんやりと焦点の合わない目でぼんやりいることもあり、「つらいならお布団で横になっていればいいのに」と言うのですが、「起きて学校に行かなきゃいけない」という義務感でムリに起きてきて、余計に体調が悪くなってしまうみたいです……。

とーますさんはテスト中に記憶がなくなってしまったこともあるのですね……とても、とても苦しかったことと思います。

ほんとうにおっしゃるとおり、いつ倒れるかわからないことは大きなストレスになりますよね。
でも、大きくなるにつれて倒れることが減っていくのですね。

ムスコはまだ小学生なので調子が悪いとすぐに休ませていますが、中高生になると休みすぎると勉強のこともあるでしょうし、お友だちとの関係のこともあるでしょうし、小学校在学中に治るといいなぁ、と願っています。

励ましてくださり、ありがとうございます。
焦らずに、症状が軽減していくようにサポートしていきたいと思います。

リエさんへ

リエさんも子どもの頃、つらい症状に耐えて過ごしていらしたのですね。

学校生活の中では、朝礼でも、体育でも、結構立ったままで静止した姿勢が求められることが多く、それも調子が悪い時にはつらいことですよね。
先生が気づいて座らせてくれればいいのですが、先生たちも忙しくて、それほど細やかに子どもたちの様子を見ていられないのでしょうね。

起立性調節障害の子は真面目な子、繊細な子がなりやすい傾向があると主治医から聞きました。
そうなんです……体の調子が悪くてできないことなのに、それができないことで自分自身が「できないのはダメなことだ」と自信を失ってしまうのが切ないです……。

まだまだムスコの担任の先生がこの病気のことをあまりよく知らないので、学校に提出する連絡帳を活用しています。
おしつけがましいトーンにならず、でも、「わかってほしい」と祈るような気持ちで、客観的な言葉を選ぶことを心がけて説明しています。

とはいえ、私自身、ムスコが精密検査を受けるまで、「本当に体調不良なのかな?」と半信半疑だったくらいなので、今年の4月にムスコのことを知ったばかりの先生には、ムスコがシャキッとしていなくてだらしなく感じられても仕方ないとは思うのですが。
でも、連絡帳を丁寧に読んでくださっているの……時間がかかってでも、少しずつ理解してもらえたら、と願っています。

私も子どもの頃、非常に厳しく育てられました。

子どもの時の自分の気持ちを忘れず、子どもの心に寄り添える親になりたいという理想はあるのですが、やっぱり、とっさに出てしまうのは、自分が親にされたような言動です。
それだけ親の影響は大きく、深く根付いているということなのでしょうね。

リエさんは息子くんの自我を尊重して、少し距離をとって見守ることを心がけて過ごしておられるのですね。
私もムスコの人格をありのままに認め、接することができるような母になりたいです。
頑張ります!

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teteさんへ

お返事が遅くなり、すみませんでした。
いろいろなアドバイス、ありがとうございます。
また、ご自身の大切なことをお話くださり、ありがとうございます。

ムスコの担任の先生はとても情熱もキャリアもある方なので、ムスコの気質も理解してくださるようになってきました。

先日は、ムスコがノートの字を丁寧に書いていたらそれをほめてくださったそうです。
ムスコは普段、帰ってくるとすぐに「おやつは?」という子なのですが、その日は「先生に誉めてもらったよ!」ととても嬉しく、また誇らしげでした。
しかも、すぐに宿題もし、ランドセルや机のまわりも自発的に片付けていて、ビックリ!

「宿題しなさい!」「片付けなさい!」と叱ってもなかなかやりませんが、誉めてもらって気分のいい日だと、ちゃっちゃ、ちゃっちゃとできるものなんですね〜

先生にも、ムスコが先生に誉めていただいたことで、その日の家での行動がどれほど大きく変わったのかをお伝えすると、先生も喜んでくださいました。

先生に誉めてもらうということは、子どもの自信とやる気を与えるものなんだなぁ、と実感するとともに、親の言葉も子どもに大きく影響するので、頑張ってやっていることはどんどん誉めて、のびのびと行動できるようにサポートしよう、と改めて思いました。

食物アレルギーの話し合いの時にも感じることなのですが、何か相手にわかってほしい時、理解してほしい時には、事実をたんたんと客観的な言葉で伝えるほうが、時間はかかるけれどもわかっていただきやすいのかなぁ、と私は感じています。

まだまだ未熟な母親なので、ちょっとしたことには動じず、いつも子どもを信じて大きくかまえていられる肝っ玉母さんになれるよう修行中です。
頑張ります!
ご注意ください
このブログでは食物アレルギーの除去レシピを紹介していますが、すべてムスコの症状に合わせています。
プロフィール

えららん

Author:えららん
東京都在住。
アトピー&食物アレルギー(小麦・乳・卵・ゴマ・たら・甲殻類・ナッツ類等々)&喘息持ちだったムスコですが、10歳になり、食べられるものが増えて、さらに食べることが好きになりました。
3歳のムスメは食物アレルギー疑惑有りですが、母譲りの食いしん坊です。
おいしいものを食べるのが好きな夫と子どもたちの4人家族です。

グルテン・小麦・乳・卵などを使わない、お菓子やパン、料理を作るレッスンも行っています。
3月〜4月のレッスンの内容とスケジュールはこちらでご確認ください。春の新しいレッスンは「米麹」、定番の「製菓用米粉の小型パン」「米粉バーガー」も開催します。

☆記事はリンクフリーです。

<お願い>ここに記載したすべてのレシピの著作権は「えららん」に帰属します。当ブログでご紹介したレシピや写真のみを抜粋し、URLの表示やリンクまたは著作権者の明記なしに掲載することはご遠慮ください。
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komekomekitchen@gmail.com

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