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2015.02.02 (Mon)

もっともっともっと……ではなく、のんびりと♪

ムスメはお絵描きが大好きです。

ムスコもお絵描きが大好きなのですが、小さい頃には「クレヨンだったら蜜蠟じゃなきゃダメ」「絵の具なんて、もし舐めちゃったらどうするの!?」みたいな思い込みがあり、何でも自由にやらせてあげるということができませんでした。

乳幼児の時のムスコは何に反応しているのかわからないくらい、いつも不調でした。
私が心配で神経質になっていたということもあり、食べ物のことだけでなく、なんでも「ダメ、ダメ!」と言っていたのは、ほんとうに可哀想だったな、と今になって思います。

砂場で遊ぶのも猫の毛がありそうで怖かったし、ゴムアレルギ―もあったからパンツタイプのオムツは使えずテープ式でトイレトレーニングも大変だったし、風の強い日や夏の天気のいい日はアトピーが悪化するように感じられて園庭で遊ばせるのもためらわれました……。
少しくらい痒くなったって、赤くなったって、蕁麻疹が出たって、ムスコはみんなと同じことをやりたかっただろうに。

もし時間を巻き戻せるなら、ムスコが赤ちゃんの時に戻って、すべてをムスコともに経験しなおしたいです。
でも、過去に戻れるはずもないですし、過去を振り返ってばかりいるのは今と未来をおろそかにすることだから良くないですよね……。

あれこれそれこれ山ほどの後悔もあり、ムスメにはやりたがることをできるだけやらせるようにしています。

ムスメがやりたがることのひとつが絵の具。
いつもにゃんにゃー(ムスメはお兄ちゃんのことをこう呼びます)がやっていて、「触っちゃダメ!」と叱られているため、ものすごく憧れています♪

四谷三丁目駅からちょっと歩いた場所にある東京おもちゃ美術館をご存じでしょうか?
東京おもちゃ美術館は四谷ひろばという施設の中にあります。

四谷ひろばというのは、使われなくなった小学校を利用して展開されているスペースです。
ここは地域住民中心のボランティアなどにより自主管理自主運営される「地域ひろば」と「東京おもちゃ美術館」「CCAAアートプラザ」の協働で運営される施設の総称で、NPO CCAAアートプラザが開催する芸術・造形などの講座を手頃な価格で受講することができます。

先日、乳幼児を対象とした造形教室絵の具なないろにムスメを連れて行ってきました。
絵の具なないろは、事前申し込みをせずに当日いきなり行っても参加させていただけるうえ、参加費は300円とリーズナブルなんですよ〜

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どんなにムスメがやりがたっても、自宅でムスメに絵の具を使わせるなんて、その後の床や壁、家具などの掃除を考えたら、とても、とても怖くてできません(汗)

けれども、床一面にビニールシートを敷き、たっぷりの絵の具を用意してくだり、先生方が優しいまなざしで見守ってくださっている中で描かせていただけるのは、ムスメも私もとっても楽しい♪

絵の具なないろの素晴らしさは、一般的な絵画教室とは異なり、上手に見えるようにするためのテクニックを教える場ではなく、子どもが全身全霊で集中して描いたり、作る楽しさを感じさせてくれることだと私は思っています。

先生たちは「こうしなさい」「ああしなさい」という指示は一切しません。
その子なりの個性を第一に考えてくださるため、どんな色を、どんなふうに塗っても、「お花が咲いたみたいね」とか、「おおらかな線ね」といった広がりのある言葉でコメントをしてくださいます。

「すごいね」「上手ね」といった評価したり優劣をつけるような言葉を言わず、他の子と比較するようなことをせず、その子の世界観に基づいて描いたものだけを見る、というのは、なかなかできないことですよね。

私は「もっとこうしたら?」なんて、口出しをしたくなっちゃうタイプです(汗)

でも、よく考えてみれば、それは私の好みなだけで、私が子どもにやらせたことは子どもが自主的に作り出したものではないですし、私の言動は子どもの感性や個性を肯定しているわけでもないですよね。
いわば、「今のままだとダメだから、もっと上手に見えるテクニックを教えてあげるね」的な意味合いですもん。

「もっと上手な絵を描いてほしいな」とか、「もっとお行儀が良くなってほしいな」とか、「何でも食べられるようになるといいな」とか……親の私にしてみれば、数えきれないほどのたくさんの願いがあるわけですが、「もっともっと」と要求されながら、他の子と比較されながら過ごしていくことは、子どもにとって精神的なストレスになっているはず、と最近やっと気づきました。
それは、ムスコの心身の不調から教えられたことなのですが。

そんなこともあり、最近は、ムスコにもムスメにも、できるだけ他の子と比較するような言動をしないように気をつけ、本人がやりたがることをやらせるように努力しています。
あくまで、私の「努力目標」なだけで、未熟者の私にはまだまだ実践できていないのですが(汗)

心身の成長というのは個人差があるのが当たり前で、物事ができるようになる時期も、食べられるようになる時期も、その子、その子によって違うのですし、親の私ばかりが焦って、本人は本人なりに頑張っているのに私が口うるさく言ったら、子どもは傷つきますよね。

その子なりの良さを見て、その子ができないところは「のんびり待っているから、やれるようになったらやって見せてね」という姿勢で子育てができる母になりたいと、絵の具なないろでのびのびとお絵描きをするムスメを見ていて思ったのでした。

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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

12:00  |  ムスメのこと  |  コメント(9)

Comment

同感です

私も全く同じ気持ちです。高校の時にすっごく厳しい体育の先生が(女性)『1人目にはあれやこれや親がいいと思う子供に育てたいと思ったんだけど、2人目が産まれたら、ただ生きてればいいやって思ったの。』と確かお産の授業で話をしてくれたのですけど、今更実感してます。
子供って『葉っぱは何色?どんな形してる?』とかアドバイスすると物凄く上手に葉っぱの絵を描けるようになるそうですが、その逆、元の個性的な絵を描くことができなくなるそうです。これも高校の先生が言っていて。そんな話を、聞いていたけど1人目には色々期待しちゃって後悔してます。
何の話だか収集つかないですが 笑。子育てって難しいですね。
それにしても、ご近所に楽しそうな遊び場があって羨ましいですー。
おちょこ |  2015.02.02(月) 18:39 | URL |  【編集】

おちょこさんへ

ありがとうございます!
おちょこさんが同じ気持ちでいらっしゃるとうかがい、とても嬉しいです。

高校の体育の先生のお話、素敵ですね。
私もおちょこさんの先生のように、子どものありのままの姿を尊重して、子どもに干渉するのではなく、子どもが必要とする時にサポートしていきたいです。

子どもにお絵描きのテクニックを教え込むと上手に描けるようになるけど、元のような素直で個性的な絵は描けなくなってしまうのですね。
なんだか、わかるような気がします。

子どもは誉められると嬉しいですし、伸びるといいますが、たしかに誉められることは嬉しいでしょうけど、それ以上に、自分が頑張れば大人たちを笑顔にすることができるのだということに気づき、大人が求めることをこなすことで、その子なりの愛情を一生懸命示しているのかもしれないですよね。

子どもは愛されるために生まれてくるといいますが、子どもは愛を教えるために生まれてくるのではないかと思うようになってきた今日この頃です。
子育ては難しいけれど、たくさんの幸せや希望や夢を運んできてくれますよね。

あーーー、どんどん話が広がってきてしまい、収拾がつかなくなってきました(汗)

おちょこさんにいつかお会いできるといいなぁ、と思っています。
作ってらっしゃるおいしそうなパンやお菓子のことも、日々の暮らしのこともうかがいたいこと満載です。
えららん |  2015.02.03(火) 09:32 | URL |  【編集】

えららんさんこんにちは!

本当に今回のお話もうんうん!と大きく首をブンブンふってしまってます!
うちの主人は娘と一緒にたくさんお絵描きしてくれます。
すると娘はいいな、と思ったところをドンドン取り入れていくんです。
勝手に子供は吸収していくんですよね。
口をださず見守るのも大事だし、一緒に何かをしてあげるのはもっと大事だと私は思ってます。
何かを一緒に出来る時間って少ないし、子供も親と一緒に何かやりたいって思ってはずだから。
その子なりのペースでどんどん大きくなっていく間にたくさんの事、経験させてあげたいですよね。

いつも一緒にお菓子とか作ってるえららんさんを見習ってちょっとだけ頑張ってます。
tete |  2015.02.03(火) 09:59 | URL |  【編集】

おちょこさんへ 2

おちょこさん、お誕生日おめでとうございます!!!
アメーバではないため、コメント欄に書き込みができないので、コメント欄で失礼します。

ザッハトルテ、すばらしすぎます☆
すんごいおいしそう!
人生の楽園のようなカフェ、ぜひぜひ、作ってくださいませ♪
私、行きますから〜

今日、私、おちょこさんとの共通点を見つけました。
靴のサイズ、同じです(笑い)

そばでムスコが「ベルトさんの笑い顔、作れてすごいね。だけど、どうやって作ったのか知りたい」と言っております。
カフェだけでなく、スイーツ講座もやってくださいませ〜〜

えららん |  2015.02.03(火) 20:44 | URL |  【編集】

おはようございます(*^^*)
この記事を読ませてもらって、長女が1年生の頃の担任を思い出しました。

作品展の作品を思いっきり手直しする先生で、みっともないものを親御さんに見せられないから、との事らしいのですが、それって、どないやねん、と。

表現することが苦手な子がいて、その親が我が子の作品にがっかりしたことがあるような事も聞いたような気もしますが、何かイメージをかたちにするときに、正しいもの、間違っているもの、ないと思っています。

常識にとらわれてしまっている、カタイ頭の大人よりも、もっと柔軟に子ども達は表現できるんだと思うので、それを型にはめるのは、可能性を潰してしまっているのでは、と。

思ったようにかたちに出来なくても、それがその子のその時の力やし、かたちに出来たものが大人の期待するようなものでなくても、それがその子の、その子にしかない持ち味で、それは、ええ味(笑)やと思うんです。

親子で工作の機会があっても、やっぱり親の作品になってる事もあるし(笑)ものすごくお子さんに厳しかった方が近くにいてはりました。

私は逆に手は出さないんです。
失敗してもいい、うまく、できなくてもいい。

自分で、出来た!が大事だと思ってるので、見てくれは二の次です(^w^)

いいなぁ、そんな教室でのびのびお絵描きさせてやりたいなぁ♪
ひつじ |  2015.02.05(木) 09:08 | URL |  【編集】

恐れ多いです‼︎ 笑

ありがとうございますーー!えららんさんからコメントもらえてとっても嬉しいです♪
でもでもでも、(^◇^;)人に教えるなんてとんでもないですよー‼︎どなたかのレシピを真似させていただくのに精一杯です(;^_^A
30年後人生の楽園に出られるように頑張りたいと思います 笑

でか足さん仲間なんですねー!共通点が嬉しいです(*^^*)


おちょこ |  2015.02.05(木) 13:22 | URL |  【編集】

teteさんへ

おはようございます。
お返事が遅くなってしまい、すみません。

大きく首をブンブンふって読んでくださったのですね。
とても嬉しいです♪

娘ちゃんと一緒にたくさんお絵描きしてくださる旦那様、素敵ですね〜
そして、パパのいいところを自分の感性で吸収していく娘ちゃんも素晴らしい!
お互いに、影響し合って、心で交流し合って、より感性を磨き上げていく親子関係、私の理想とするところです♪

そうなんですよね、一緒に何かをできる時間って、考えてみると短いんですよね。
「思春期に入ったら、もう口もきいてもらえないよ、まとわりついてうるさいくらいの時が花なのよ」って男の子2人を育てているママが笑っていました。

一緒に時間を過ごすことは、親にとっては子どもとの、子どもにとっては親との思い出を作ることでもありますよね。

日々の生活の中でも、たくさんの思い出を作っていって、子どもが大きくなった時、「お父さん、お母さんと、あんなことしたな、こんなことしたな」と思い出してくれるようになるといいなー、と思っています♪
えららん |  2015.02.07(土) 07:07 | URL |  【編集】

ひつじさんへ

おはようございます。お返事遅くなって、すみません。

長女ちゃんの1年生の時の担任の先生が、子どもの作品を手直しする方だったんですね。
上手にできたら親も子どもも嬉しいだろう、と思ったんでしょうかね。

「思ったようにかたちに出来なくても、それがその子のその時の力やし、かたちに出来たものが大人の期待するようなものでなくても、それがその子の、その子にしかない持ち味で、それは、ええ味(笑)」というひつじさんと私も同じ気持ちです!!!!

そうですよねー、まずは自分の心をあらわそうとすることが大事。
そして、心の中にあってもなかなかかたちにできないものを工夫して表現できるようになるために、一生懸命工夫したり努力こそが、その子の持ち味ですよね。

ひつじさんのお話で思い出しました。
私の中学の時の先生は、教師ではなく美術家になりたかった人だったのですが、私の絵にもあれこれと手を入れてくれて、それが作品展で何かの賞をもらったんですよ。
その時は「先生が直してくれたら、すごくキレイになった!」って嬉しかったような気がしますが、あとになってすごく微妙な気持ちでした……。

さらに、同じ先生がねんどの人体頭部も、手も美しく直してくれちゃったのですが、それを見た父が、美術に先生が手直ししたのを知らないのに、「おまえのはキレイだけど、弟のやつのほうが力があるな」とコメントしたのをすごくよく覚えています。
弟は創作活動が苦手で、いつも私は図画工作が得意でいつも誉められていたのに、と子どもなりに私は悔しさと、勝手なことをする先生への軽い怒りを感じたのかもしれません。

その時の記憶があるので、ちょっと言葉が強いですが、大人が手出しすることは単なる自己満足で、子どもの感性への侮辱だと感じるようになったんですよねぇ。

子どもが自分らしく、のびのび、のんびりと創作活動をしてくれたら、それが大切な宝物ですよね♪
えららん |  2015.02.07(土) 07:40 | URL |  【編集】

おちょこさんへ 2

おはようございます!
お返事遅くなって、すみませんでした。

ブログを拝見するたび、おちょこさんのクリエイティブな才能と手先の器用さに感嘆してます♪
お料理もそうですが、手仕事もすごいですよね〜
ロゴの切り抜きを見た時、「がっつり、かぶりつきで見てますよ!」って声を出しちゃったくらいです(笑い)
節分の時、金太郎あめみたいに可愛い鬼の絵柄が出てくる鬼クッキーに感動でした!

お仕事でお忙しいのに、患者として来る子どもを喜ばせようとお絵描きの練習をするおちょこさん、とても素敵だと思います♪

えららん |  2015.02.07(土) 07:56 | URL |  【編集】

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