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2013.03.12 (Tue)

小学校給食の話し合い

ムスコのおやつのクッキーを作りました。
クッキーに飴を流し入れるステンドグラスクッキーという手法があるようで、あまりに可愛いのでやってみました〜

ほうれん草パウダーを混ぜたサクサク粉のクッキーに、甜菜糖でできた天然色素の飴を砕いて入れたのですが、天然色素は加熱時間が長くなると色があせるのかしら。
飴の色は、黄とピンクと白だったのに、同じ色にしか見えません(涙)

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手間の割にはまったく見栄えがしないのですが、ムスコはびっくりしてくれました♪
なので、まあ、いいとしますか〜

さてさて、先日、息子が今春から入学する予定の区立小学校の栄養士さんと養護の先生と打ち合わせをしてきたのでご報告です。
かなり長い記事で、しかもお役に立つ内容ではないので、恐縮ですが(汗)

新1年生は180人超で6クラスという規模の大きな小学校です。
話し合いをする前から、保育園のようなアレルギー除去食の対応は難しいと言われるだろうなぁ、とは予想していましたが……。

主治医が書いてくれた除去指示書と、私が各食材が何グラムまでOKかを一覧にしたリストを見た栄養士さんは、「そうですか……うーん……項目が多いですね……うーん」
黙り込んでしまいました(汗)

あまりに困った顔をしているので、私が「除去食を出していただくのは難しいでしょうか? 保育園では最初は完全にお弁当で、相談しながら少しずつ出していただくメニューを増やしていったのですが」と話の糸口を作ってみると……。

栄養士さんは、とっても楽しそうに給食のことを話してくださるんです。
給食は自校式なので、鶏ガラスープなども顆粒ダシではなくて鶏ガラからちゃんととっているそうです。
また、料理は手作りが主体で、子どもたちの食べ残しが少ないと誇らしげに教えてくれました。
中華料理のシェフだった方も春から入るので、もっと献立の中華のメニューがおいしくなると思いますよ、と味にも自信満々でした。

そういう、給食調理に情熱をもってらっしゃる栄養士さんだから、もしかして、それだったらムスコの除去食も対応してもらえちゃったりするかしら!?とほんの少し期待したんですけどねぇ。

で、いざ、除去食について具体的な話になったら、びっくり。
「ここでは、乳製品、種実・木の実類、甲殻類などは除去できますが、卵は一切できません」。
えっ? 卵だけはダメって、なんで?

「卵はいろいろな食品に入っていて、ソーセージもハムもベーコンも練り物にも入っているし、除去できないものが多い」などということでした。
そりゃあそうでしょうけど、でも、別にそれは卵に限らず乳など他の食物でも同じことだと思うのですが……。

さらに不思議な説明もされました。
たとえば、メニューにシチューが出る時には調理の最終工程で牛乳を入れないということはしているそうなのですが、かき玉汁の最終工程で卵を溶き入れない、とか、最後の盛りつけで、うずらの卵や竹輪やかまぼこを盛りつけないようにする、とかはできないなど。

つまり、乳製品は最初から入っているパンなどでは除去対応はできないけど、料理の最終工程であれば乳を入れないという除去対応ができる。
でも、卵に関してだけは最終工程であろうが、とにかく一切対応できないとのこと。
不思議で、不思議で、たまりません〜〜〜

あるメニューの最終工程で何かを入れないものを作るという意味では、牛乳の除去も卵の除去も調理の手間としては同じことだと思うんですけどねぇ。
いろいろと聞いていくと、はっきりした理由があるわけではなく、「これまで卵の除去はしていなかったから、卵の除去は一切行わない」ということになっているようでした。

栄養士の方が何度も何度も遠回しに「お弁当持参」ということを言っているので、息子がお弁当持参になった場合のことを質問してみました。

調理室で預かってくれるのかーーーNO
調理の方が学校の食器に盛りつけしてくれるのかーーーNO
冷凍の米粉パンを持って行ってオーブンなどで加熱してくれるのかーーーNO
料理を温めてもらえるのかーーーNO
暑い時期は冷蔵庫などで保管してもらえるのかーーーNO
などなど

お弁当をおいしく食べるための協力もしてもらえるのかを具体的な事例を挙げつつ質問したら、ことごとく「NO!」でした(涙)

学校ではお弁当を持って来ている子が何人かいるそうなのですが、栄養士さん曰く「お弁当の子だから食欲が落ちる、ということはないです。楽しそうに食べていますし、まったく問題ないと思います。なによりも安全ですしね。事故が起こったら取り返しがつきませんから」だって。

この台詞、ムスコの保育園の元園長の言葉と同じだ……。
除去食を作るのは手間がかかるし、何かあったら大変だし、コストアップにつながる&リスキーなことはしたくないっていう気持ちの表れなんでしょうね(泣)

保育園では、栄養士さんが毎日ムスコの代替食を受け取ってくださり、それを見てムスコが食べられる食材をイメージし、除去食メニューとして工夫してくださったからこそ、保育園では安全でスムーズな除去食対応をしてもらえるようになったのですよ。
でも、お弁当を小学校の調理室で預かってもらえないとなると、ムスコが何を食べられるのかを栄養士さんに知ってもらう機会もないしなぁ。
保育園の時よりも、さらにハードルが高いなぁ、あーあ(ため息)

誤解がないようにお伝えすると、栄養士さんは親身になって話を聞いてくれるいい人ではあったんです。

ムスコの食物アレルギーの現状や、保育園ではこんなふうにしてもらったという具体的なお話をすると、「そうでしたか、体が成長すると食べられるものが増えたんですね。保育園では除去対応の一環として全員の食材を卵や乳が入っていないソーセージやベーコンに変えてくれたんですか……ちょっとここ(小学校)では難しいですねぇ。区内の小学校では除去食対応をまったくしていないところもあるくらいですから」とのこと。
「除去対応をまったくしていないところもある」という説明部分で声がボリュームアップした気がする(笑い)

見せてもらった小学校の過去2か月の献立は、おおよそ1週間に洋食2日、中華2日、エスニックか和食1日くらい、というメニュー構成でした。

ムスコに食物アレルギーがなければ、「いろいろな国の味や食材を用いて、工夫したメニューを出してくれる小学校だなぁ」と感謝すると思うんですよねぇ。
でも、アレルゲンを重ね合わせてみると、和食以外のメニューが多過ぎることがネックになっちゃって……複雑な心境です。

しかし、ここで引き下がってしまうと、「ムスコは6年間お弁当で問題なし」と栄養士さんが思い込んでしまいそう。
ムスコの希望としては「たとえ、週に1日だけでも、数品だけでもいいからみんなと同じものが食べたい」ということなので、保護者としては、一応、希望を伝えておきたい!

「ムスコは、みんなと同じがいい、と言っています。小学校では毎日お弁当になるかもしれないよ、とは伝えていますが、和食だったらムスコが食べられる可能性が高いので、もしも毎週、ムスコが食べられるメニューが少しでもあるようなら、給食費を払って食べさせてあげたいです。それに、私は4月頭に出産予定なので、お弁当を毎日ちゃんと作れるかも不安です。毎日ふりかけごはんとか、おにぎりになりかねないので」と伝えてみました。

栄養士さんはノートにメモをしつつ「洋食よりも和食メニューのほうが食べられるものがあるようですし、4月の献立を決めるのはこれからなので、少し考えてみます」とは言ってくれました。
「除去食を作る」というよりも、「ムスコのアレルゲンが入っていない献立」を考えたいんでしょうね。
それなら誤食の心配もないですし。

まあ、全校生徒600人っていう小学校で、給食調理の人件費や材料のコストを抑えつつ、子どもの食べ残しを減らすということがもっとも大切なことのようなので(←あくまでも私が栄養士さんと話していて感じたことです)、アレルギーっ子のことはあんまり……なのかもしれないなぁ。

それでももし、和食メニューを増やしてくれたとしたら、それが栄養士さんの精一杯の誠意だと思うので、もしも献立を工夫してくださったらありがたいな、と思っています。

私の住んでいる地域では、保育園と小学校の間には、深い深い溝があるようですし、高い高い壁もあるようです。
区によっては、食物アレルギーの除去食対応を非常に丁寧にしてくれるところもあると聞きますが……。
誤食の危機管理と除去食の両方について、綿密な話し合いやルールなども必要になっていくので、簡単に「あそこでやってくれているから」と言うわけにもいきませんものね。

でも、この小学校の栄養士さんは子ども思いの方ではあるようなので、少しずつでも、アレルギーっ子はみんなと一緒に食べることがどれだけ嬉しいのかを理解していただけるよう、折りに触れてお話していけたらいいな、と思っています。

国は『学校給食法』で、在籍するすべての児童や生徒には給食を食べる権利があり、健康的な配慮が必要であればそれに基づいて個々に配慮すべき、と定めているので、食物アレルギーなど何らかの疾患があっても、健康的な配慮をすれば食べられるのなら、給食を食べる権利があるということになっていますよね。
給食は、ただお腹を満たすためにあるのではなく、体と心の成長させ、食べ物への感謝の気持ちを育てる「食育」という側面もあるんですものね。

すぐに、というのは難しくても、ムスコにも、勉強だけでなく、給食もつうじて、クラスメイトと連帯感を高め、成長していくための機会を与えてもらうことができたら嬉しいな。

出産前に、いろいろなことが決まるといいなー、と思っていたけれど、焦りは禁物ですよね。
出産は赤ちゃんのペースで、除去食は学校のペースで。
私がどんなに焦ったって、それぞれのペースを変えることはできないですから(←思いどおりにならないとストレスがたまるだけですし。笑い)、私は自分なりに精一杯のことをやっていけばいいんですよね、きっと
精一杯のことを積み重ねていけば、いつか、きっと、「あー、これでよかったんだ」って思えますもんね。

長い、長い記事を最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

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