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2012.10.04 (Thu)

夫と話してから考えたこと

今日の記事ではアレルギー対応レシピはありません。
レシピを見に来てくださった方、放射能関連の話題は避けたいという方、すみません。
今回の記事はスルーしてください。

先日、たまたま夫と食べ物の放射能汚染の話になりました。

私が「病院の先生には、食材の汚染なんて心配しなくて大丈夫。バランス良く食べるほうが大切って言われた」と伝えたところ、夫が「僕もそんなに心配しなくていいと思うんだよねぇ。キミはなにを根拠に良くないと思うの?」

夫とあれこれ話し、私が「放射性物質の影響はわからないことが多いけど、わからないからこそ、自分ができる範囲内でリスクを減らせる可能性がゼロでないなら、日常的にやれることがあるなら、やりたいと思う」と言うと、夫は私の考え方を尊重してくれました。

ご存じのとおり、放射線にはアルファー線、ベータ線、ガンマ線、中性子などがあります。
外部被曝であれば、問題となるのは遠くまで届く強い放射線を出すガンマ線であり、アルファー線は紙1枚で遮断されるほど透過力が弱いものであり、ベータ線もそれほど遠くまで飛ばないので、考慮する必要がないと言われていますよね。

けれども、アルファー線やベータ線が身体の内部に入って内部被曝となった時、アルファ線とベータ線は物質との相互作用が強いので分子切断を集中的に行うため深刻な健康への影響を与える、と、矢ケ崎克馬先生や崎山比早子先生などの内部被曝を研究なさっている専門家たちはおっしゃっています。

というのは、細胞の中にある2組になったDNAが細胞分裂でときほぐれて1本ずつになっている時、内部被曝によって放射線を集中的に浴びたことによってDNAが傷を受けたら、その傷があるままでどんどんコピーしていってしまい、それが臓器の異常や癌などにつながる可能性が考えられるからです。

以下は内部被爆の研究について、2011年のニュースです(←NHKのニュースでネット上でも掲載されていた記事なのですが削除されていて残念です)。

長崎大学の七條教授が原爆で被爆して亡くなった方の細胞の中で、60年経った今も骨や腎臓の中で細胞をつらぬくように走る放射線をを世界で初めて撮影することに成功したと報道されました。
その放射線を化学分析してみるとプルトニウムであり、長崎の原爆でまきちらされた「死の灰」の原料がプルトニウムであることも確認されたとのことです。

内部被曝を受けると、見た目では健康な細胞とは変わりませんが、体内に入り込んで放射線を出し続けることでそばの細胞のDNAを傷つけ続けることで癌になりやすい可能性が指摘されています。

内部被曝の病理学的評価がまだわかっていない状態ではありますが、放射性物質を体内に取り込んだ場合、一時的に細胞が傷つけられるのではなく、長い時間をかけて放射線を出して近隣の細胞にダメージを与え続けると考えられている、との説明でした。

今回の原発事故でもっとも多く放出された放射性物質のひとつ、セシウム137の半減期は約30年です。
体内にセシウムが入ると筋肉などに蓄積されたりしますし、血液中に入ったセシウムは腎臓で不純物とともに濾過されて一部は尿として体外に出ますが、一部は再吸収されて再び、体内を体液とともに循環します。
もし、筋肉の中にたまって、あるいは循環している間、セシウムの放射線にさらされ続けるとしたら、どうなるのでしょう……私はとても気になります……。

小さな子どもは成長がいちじるしく、活発に細胞分裂を行っているので、内部被爆によっ細胞が放射線をあびつづけることによって生じるリスクは大人よりもずっとずっと大きいと私は考えています。

内部被曝による兼行被害に関連して、昨日のネットニュースで<福島健康調査>「秘密会」で見解すり合わせというのがありました。

記事から一部を抜粋すると、「東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会」の開催に先立ち、委員たちを集めて、秘密会合があったそうです。

「準備会では調査結果に対する見解をすり合わせ『がん発生と原発事故に因果関係はない』ことなどを共通認識とした上で、本会合の検討委でのやりとりを事前に打ち合わせていた。出席者には準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めもしていた」とのこと。

どうして、こっそりと「がん発生と原発事故に因果関係はない」という見解のすりあわせをして、秘密会合を行ったことの口止めをしないといけないんでしょう。

検討委員会の方々がどういう根拠で「因果関係はない」と断定するのか私にはさっぱりわかりませんが、もし仮に、福島の原発事故による健康への影響に関して「因果関係はない」と断言できるような、信頼に足る詳細なデータがあるのだったら、ぜひ公表してほしいと思います。

「結論ありき」の内緒話みたいなことがあったと報道されるたび、国や行政への信頼感が薄らいでいき、悲しいです。

自分が得たいと思う情報が手に入らないとしたら、やはり、自分が精一杯集めることができた情報から「正しい」と感じるものを取捨選択し、自分の経験や直感も駆使して選択していくしかないのでしょうね。
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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

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