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2012.08.10 (Fri)

一緒に考えてくださったら嬉しいです

今回はアレルギー対応レシピの紹介ではありません。
レシピを見るために来てくださった方、申し訳ありません。

しばらく前のことになりますが、福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で初確認というニュースがありました。

このニュースの元になっているデータは、文部科学省が7月24日に発表した都道府県別環境放射能水準調査(月間降下物)における ストロンチウム 90 の分析結果についてです。

ずっと下のほうまでスクロールしていくと、平成22年4月から平成23年12月までの日本全国の都道府県ごとの結果が公開されており、別途、福島県近隣の10都道府県に関してはストロンチウム90に関する分析結果が記されています。

政府はさんざん「ストロンチウムは重いから、遠くまでは飛ばない」と言っていました。
けれども、原発事故由来のストロンチウムは300キロ以上も飛んで関東全域に広がっており、原発由来かどうかは特定できませんが西日本の一部の県でまでストロンチウムが検出されています。
想像していたことではありますが、ショックでした。

また、「放射性物質の多くは海に落ちて希釈されている」という政府の見解を発表しつつも、生物濃縮が懸念される海洋調査にはそれほど力を入れていないように感じます。

ヨーロッパの海洋研究分野における主要な機関の一つ、ヘルムホルツ海洋研究センター(GEOMAR)は太平洋 放射能汚染10年間予想図を作成しました。
だいぶ前に公表されたものですので、ご覧になった方も多いと思います。

このGEOMARのシミュレーションによると、福島原発から放出されたセシウム134は約2年後にはハワイ諸島に達し、5〜6年後にはアメリカへ、この後、海流に乗って太平洋全域を均一に汚染するのこと。
刻一刻と原発から放出されたセシウムの汚染地域が広がって行き、最終的には太平洋全域が放射能汚染されたことを示す真っ赤な色に染まっていくのを見ると、背筋が寒くなります。

いままだ福島原発事故が収束していないのに、もし、どこかでもう一度、原発事故が起きたら……?
日本はどうなってしまうのだろう。
子どもたちは一体どうやって暮らせるのだろうか、ととても不安です。

原発がある限り、地震のたびに、津波のたびに、「原発は大丈夫なんだろうか?」と怯えることになるのが私はつらいです。
原発ではないエネルギーがいろいろあるのに、どうして大きなリスクをおかしてまで原発を推進していかなくてはならないのかわかりません。

電力会社は燃料費や火力発電所の整備費用がかかるとかいろいろと言っていますが、一度事故が起きてしまったら、そんな費用の何百倍、何千倍、いや、お金なんかではあがないきれないたくさんの人たちの悲しみが生じます。

原発に関連して、今、政府ではパブリックコメントを8月12日(日曜日)夕方6時まで募集しています。
「脱原発(ゼロシナリオ)」「原発温存(15%シナリオ)」「原発推進(20~25%シナリオ)」のいずれを支持するかを国民に問うものです。

音楽家の坂本龍一さんは「パブリックコメントをじゃんじゃん書く!」と呼びかけ、この原発を問うパブリックコメントを通じて政府が多くの国民のリアルな声を届けようとメッセージを発しました。

国民の脱原発の声の高まりに危機感を募らせ、経団連、経済同友会といった政財界に影響力がある団体や、日本商工会議所、電気事業連合会などもパブリックコメントを公開し、「ゼロシナリオ」になることを阻止しようとしているようでもあります。

今回のパブリックコメントで国民の声が「原発はゼロに!」という方向であれば、どんなに財界から圧力をかけられようとも、政府は国民の声を無視することはできなくなりますよね、きっと。
だって、広く国民の意見を聞くためのパブリックコメントですもん。

環境保護団体WWFや国際環境保護NGOグリーンピースのこのサイトなど数多くの団体のサイトでパブリックコメントを送る方法が記されており、簡単にメールで送ることができます。

環境保護団体WWFグリーンピースのパブリックコメントの呼びかけページには私の記事中でリンクを貼っていますので、団体名の文字の色が変わっているところからアクセスしてください。

子どもたちが生きて行く未来の環境のために、未来のエネルギーのために、家でもできるアクションです。
パブリックコメントの受付が締め切りになる8月12日(日曜日)夕方6時までに、これからも原発の利用について一緒に考えてくださったら嬉しいです。

8/11追記:原発に意見5万件超 国民の関心高くというニュースが報じられました。
パブリックコメントというのは通常、数百件くらいしか集まらないそうですが、この原発のパブリックコメントにはすでに5万件以上のコメントが集まり、さらに増え続けているそうです。
もしかしたら、このパブリックコメントが大きな力を持って政治の方向性に影響を与えるかもしれませんね。
私たちひとりひとりの思いが、日本の未来に影響を及ぼすことを期待していきたいですね。
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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

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