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2012.06.15 (Fri)

「蕁麻疹」にまつわる私のトラウマ

「5歳になると食物アレルギーが快癒することが多い」っていう「5歳の神話」、ありますよね?
小学校入学を来春に控え、その神話を信じてみたい気になりました(笑い)

そんなわけで、最近、立て続けに自宅負荷をしました。

低アミロース系の米(ヒノヒカリ、コシヒカリ)……顔に蕁麻疹。朝くしゃみが出やすくなり鼻がぐずぐず。
ヒラメ……毛のはえぎわに汗疹のように細かい蕁麻疹がびっしり。翌日も蕁麻疹が少し、顔がむくみ、だるそう。
ゴマ……食べて数時間経ってから痒みや蕁麻疹がぽつぽつ。
ピーナッツ……顔のあちこちに蕁麻疹が出て、背中にも出る。翌日も蕁麻疹。
アーモンド……顔全体がまだらに赤くなって、両頬がクレーターのようにボコボコの蕁麻疹で覆われる。

もっとも恐怖を感じていたナッツ類でもアナフィラキシーを起こさなかったのは、とても嬉しいことでした。
けれども、けれども、ううううううーーーーーーーーーん、これって、どうなんでしょう?
「食べられる」っていう判断になるんでしょうか???
……ビミョーですよね……。

はっきりとしたアレルギー反応が続かなくても、体調になんとなく響いているのも気になるところ。
それに、自宅で負荷をする時には、じっと静かにさせていて、食べた後にも走り回ったり大騒ぎをすることはありません。
動かなければ蕁麻疹だけど、食べて運動したらどうなのよ!? と気になっております。

自宅で負荷をしていると、いつも思い出す言葉があります。

「蕁麻疹とか痒みなんていちいち気にしてないで、食わせりゃいいんだよ」

これは、かつてムスコを連れて通っていた有名な小児アレルギー専門医の言葉です(涙)

初めての子どもで、かつ、アレルギーっ子育児が初めてて、右も左もわからず、頼りになるのは病院の先生だけという時だったので(←今だったら言い返します。笑い)、アレルギーに関しては神にも似た存在だった専門医の言葉は心に刺さりまくりでした。

この先生、診察中はあまりの忙しさで言葉に棘がありまくり、母の気持ちを踏みにじりまくりなのですが、診察時間外になるととても優しい方でした。
ご自身にもお子さんがおられ、当直のない日にはお弁当を作ってあげることもあるとか。
診察室の内外で、あんなに印象が違う先生も珍しいんじゃないかなぁ。

ネガティブで後ろ向きな私には、もう“通院拒否”になるくらい相性のよろしくない先生でした。
でも、小学校高学年か中学生くらいの男の子が診察室でひとりで待っていたりする姿もよく見かけていたので、子どもたちにとっては頼りになる優しい先生だったのでしょうね。
きっと、小さいうちはママと一緒に通っていて、大きくなったからひとりで通院するようになったのでしょうから。
結局、私は耐えきれず、ムスコの主治医を変えましたけど。

でも、変えた後もこの先生の言葉が頭にずっと残っていて、蕁麻疹を気にせずにタラを食べさせたことがあるんです。
そうしたらね、すぐにじゃなかったけど、寝かしつけたムスコの様子を見に行ったら、顔がパンパンに腫れてうんうん言いながら泣いていた……

今お世話になっている主治医のところに連れて行ったら、「見えるところが腫れるだけじゃなくて、見えないところが腫れるのが怖いんですよね。ちょっとベッドに横になっていてください」と言われました。
ほんと、恐ろしかったです(号泣)

それ以来、蕁麻疹は私のトラウマ。
痒みは「アレルゲンを食べたから仕方ないよね」とムスコに言ってあげられるのですが、蕁麻疹は消えるまで何度も何度もチェックしてしまいます。
蕁麻疹がどんどん増えていって地図状にくっついて、その後に浮腫みたいになるのが怖くて、怖くてたまらないので。

ムスコの例は極端かもしれないですが、どの程度の蕁麻疹だったら「食べられる」という判断になるのかは、その子、その子の体質にもよるでしょうし、その日の体調にもよりますよね。

空想の話になっちゃいますけど、「蕁麻疹ルールにより、蕁麻疹3つなら食べてよし! それ以上だったら注意すべし。顔の赤みと蕁麻疹がセットだったら要注意」とか、決まったルールあったわかりやすいのになぁ、といつも思います。
重篤なアレルギー反応が起きるようなものは食べさせませんが、「食べられるかもしれない!?」という線引きが難しいですよね。

しばらく前、皇室の方からお菓子をいただきました。

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残念ながらムスコと一緒に食べることができなかったのですが、皇室ではこういうお菓子をお子様方と召し上がってらっしゃるのかもしれないな、と興味深かったです。

そういえば、ずいぶん昔、昭和天皇がご存命の頃、福島県を訪問なさったことがあり、その時に父が宿泊施設のお花を生けさせていただいたのですが、菊の御紋のついた桐の箱に入ったタバコをみんなにひとつづつくださったのだそうです。
私が子どもの頃、ずっと神棚にかざってあったのを思い出します。

王侯貴族や皇室の食文化にも関心があったので、何年も前になりますが、昭和天皇 日々の食を読んだことがあります。
今は昭和天皇のお食事という文庫本になっているんですね。

昭和天皇はお皿に出されるものはすべて召し上がる方だったので、普段は魚の骨も取り除いて盛りつけていたのですが、柏餅を出したらそのまま葉っぱも召し上がってしまったというエピソードもあり、くすくす笑ってしまいました。
お好きなものは皮つきのふかし芋で、フォアグラなどをそれほどお好きではなかったそうです。
素材の味が活きたシンプルなものは食べ飽きしませんし、やっぱりおいしいですよねー。

天皇という立場におられ、晩餐会などで世界中のおいしいものを召し上がる機会があった方でも、やっぱり行き着くところは同じなのだなぁ、となんだか皇室の方々に親しみを感じました。

食べずに生きていける人はいないですし、国家を象徴するような立場におられる方でもそれは同じことですよね。
「食べる」ということは、作ってくれた人を心から信じ、命を預けることでもありますよね。

アレルギーっ子を育てていると、重篤なアレルギー反応は命と関わるだけに、食と健康についてさまざまな角度から深く考えるようになりますね。
食品添加物が多かったり、人工的に作られた食べ物にはアレっ子は敏感に反応しますし。

自然の恵みをありがたく、おいしくいただくこと。
健やかな身体を培っていくこと。
命の尊さやありがたさを日々の食事を通して感じること。
人を信じること。

アレルギーっ子が元気に笑顔で過ごしていってくれることを願いながら食事を整えることは、生活していくうえでの価値観やものの見方を確認する行為でもあり、自分をとりまく世界について思いを馳せることでもありますね。

良質の食材をおいしく食べたいという気持ちは、よりよく生きたいという願いと重なるのかな、と思います。
人間が作り出した物質による環境汚染がもうこれ以上、進まないようにと願うばかりです。

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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

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