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2012.08.27 (Mon)

子どもがいると、とても気になること

しばらく前のことになりますが、とても興味深く読んだ記事があります。
【東京都の世論調査】予防接種“必須”の認識減という薬事日報の記事です。

記事をそのままペーストしますね。

「東京都が実施した健康に関する世論調査結果によると、BCGや麻疹などの定期予防接種に対して、予防接種を必須と考える人の割合が減少している傾向があることが分かった。予防接種を受けた方がよいと考える人の中でも、「副作用の心配がない」とする人の割合は減少する一方で、「副作用があるが効果もある」とする割合が増加するなど、予防接種に関する副作用への意識が高くなっていた。
 調査は「東京都健康推進プラン21」新プラン策定の参考にすることと、感染症予防のための都民のニーズ把握などを目的に、[1]こころと体の健康づくり[2]喫煙の健康への受動喫煙[3]飲酒の習慣[4]生活習慣病の認知度[5]定期予防接種[6]新型インフルエンザ[7]結核[8]エイズ・性感染症--の8項目を聞いた。
 子どもを対象にした麻疹やBCGなど定期予防接種について、「受けなければならないと思う」は23%(前回調査比10ポイント減)、「受けた方がよいと思う」60%(5ポイント増)と、予防接種が必須と考える人の割合が減少していた。」(2012年6月13日)

つまりは、単純計算すると、27%の人たちは「予防接種は必要ない」と考えているということになりますね。

これまでは国が予防接種を「義務」としてきましたが、今は親が必要性を判断して摂取する「任意接種」となっています。

それでも、ムスコの保育園でもしょっちゅう「予防接種はいつですか? 予防接種をしたら教えてください」と遠回しに「予防接種をしてきて」というアピールをされています。

予防接種のことがよくわからないので、何冊か本を読んでみました。

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まちがいだらけの予防接種(著:藤井俊介)という本があります。
その中で著者は「かつて感染症が恐ろしい病気だった時代に比べて栄養状態も生活環境も飛躍的に向上した現在、先天的な免疫不全など特別な弱点をもつ子どもでない限り、予防接種を受けなくてもたいしたことにはならないだろうし、むしろ受けずに本物の病気にかかったほうがいいのではないか」と書いています。

予防接種へ行く前に[改訂版]は、「予防接種を受けさせる側」としての厚生労働省が作成している『予防接種と子どもの健康』というパンフレットを、どのように読んだらいいかを解説するものです。
この本の編集意図として、厚生労働省の作成するパンフレットでは「病気への恐怖をあおったり、予防接種の効果を過大視したり、副作用を軽視したり目立たないようにしたり」していると指摘し、「予防接種を受ける側」の立場にたって、科学的なデータや資料などが掲載する、という姿勢でつくられています。

私は「予防接種は必要なのだろうか?」という疑問を感じて何冊かの本を書店や図書館でパラパラと中身を見て、興味をひかれたものを購入しましたので(←読み返すため)、結果的に、予防接種に懐疑的な人の本になりました。

「予防接種はもちろん必要!」というトーンの本もたくさんあり、私が図書館で見かけたのはむしろそちらのほうが多かったように感じます。

岩田健太郎さんというお医者さんは「予防接種を打ってもいたなくても、多くの方には何も起きない、ということです。これが予防接種の本質です。……予防接種を行う価値のあるワクチンというのは、この『予防接種をせずに病気に苦しむ人』と『予防接種を打って副作用で苦しむ人』とを比較し、前者が後者よりも大きい場合をいうのです」とおっしゃっておられます。
これを読んで、なんともやりきれない気持ちになりました。
薬剤を使う限り、副作用ゼロというのはありえないのですね。
子どもによかれと思って副反応が出てしまったら?と思うと、たまらない気持ちになります……。

子どもがいるとしょっちゅう予防接種のお知らせがきますし、いろいろと考えますよね。
予防接種を受けさせようと思っておられる方も、予防接種を受けさせていいのだろうかと迷っておられる方も、両方の立場から書かれている予防接種の本を一読されてみるとよいのではないかと思います。

私は予防接種の本を読みながら、こういうものに頼らなくても、自然にかかる小児病を乗り越えられる体力がある健康な子どもであってほしいな、としみじみ思いました。

もちろん、命を守るために必要な薬というのはありますが、子どもの健康というのは薬で作ってもらえるものではなく、子どもの身体に備わった免疫力がバランス良く働くようになった結果として健やかな心身となるのですよね。

子どもの健康のため、良質の睡眠・バランスの良い食事、笑顔にあふれる楽しい毎日を継続していきたいと思います。


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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

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