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2012.04.27 (Fri)

長崎の旅

今月上旬、九州に行ってきました♪

去年の11月の九州の旅は前編後編でお伝えしました。
疲れを癒し、活動のベースとなるホテルのスタッフの方々にサポートしていたき、ほんとうに素晴らしい旅でした。

ビバ、九州!
旅先でたくさん優しい方々にお会いすることができ、さらに、さらに、さーらーに、九州が大好きになりました♪

今回の旅の目的地は長崎と鹿児島と熊本。
前回訪れた鹿児島のホテルにもお世話になったのですが、初めて宿泊する長崎のホテルが私の最大の気がかりでした。

というのも、食物アレルギーと環境アレルギー(寝具の素材など)について宿泊担当の方にご相談したら、「食物アレルギーのほうはお子様のお食事は「お子様ランチ」として別調理をするということで承ります。寝具のほうは調べてわかり次第、お知らせいたします」と言われたっきり、1週間連絡なし(涙)

仕事の関係で行くこともあり、すでに飛行機のチケットは予約済みだったので、ホテルが決まらないことには落ち着かない。

1週間待ってご連絡をすると……

「羽毛や毛で痒みや喘息が誘発されますので」と私が伝えたため、ホテル側では寝具メーカーに製造時の生産ラインで他の素材が混じっていないのかなどまで調べてもらおうとしていたらしい。
メーカーでもできる限り調べてくれたそうなのですが、やはり難しかったとのこと。

これをうかがい、ジーン。
連絡をもらえない間、「やっぱり、寝具まであれこれ言われると面倒だなって、ホテルは思うのかなぁ。宿泊してもらいたくないから連絡がこないのかな……遠回しに断られているのかしら」と邪推していた私。
申し訳ありませんっ!!!!!

「寝具の主な素材が綿や化学繊維などであれば、問題ありません」とお伝えすると、「そうですか! それならお泊まりいただけます!」と明るい声で答えてくださりました。
やったー!
ネットでも評判がいいし、食事も温泉も良さそうだし、楽しみ、楽しみ♪

当日の朝は6時半に自宅を出発することになっていたので、家族の起床時間は5時半。
ムスコは絶対に起きられないだろうと思っていたのに、なんと、目覚ましなしで5時29分にひとりで起きてきました~
びっくり!

あれこれ自分の必要なものを準備していたムスコ。
「あのね、ヒコウキにのると、みみいたくなるでしょ? どのアメもっていく? たぶん、いくつもなめることになるから、なめてもいいアメ、いくつもほしいよね。ヒコウキのおねえさんがくれるアメ、たべられないのもあるんだもんね」

前回、飛行機の中でもらった飴には乳が入っていたりして食べられないものもあったのです。
よく覚えてたね~

今回は飛行機の中でも自分で飴を舐めたり、窓の外をながめている間に九州♪
あっという間ですね。
今回は蕁麻疹も出ませんでした。

ムスコはお手伝いモード。
私の荷物をひいて、わっせわっせと歩いてくれました。

120407_1827~02

私たちの旅は3泊4日。
1泊ずつ、鹿児島、熊本、長崎と泊まるホテルを移動することになっていました。

さて、冒頭にご紹介した「ジーン」ときた長崎のホテルは、稲佐山観光ホテル

ホテルは稲佐山の高台にあり、JR長崎駅からタクシーで10分弱。
フロントに到着すると、スタッフのみなさん、それはそれは優しい笑顔で迎えてくださいました。

そして、私の対応をしてくださったフロントの方の手には私が送ったメールやらメモやらをクリップでとめたものが握られていました。
みなさんがムスコを迎え入れるために情報共有をしてくださっているのが感じられ、とても嬉しかったです。
ありがとうございますっ!!

私たちが泊まった部屋は和洋室。
カーペットにベッドが置いてあるスペースの脇に畳の居間のようなところが併設されているので、畳に布団をしいていただきました。

窓から見える煌めく長崎の夜景もとっても、とてもキレイでした。
温泉もすばらしく気持ちよかったですよ~

そして、食事。
大人用は、もうね、びっくりするくらいおいしくて、なにひとつ残さずいただきました!

いわゆる「温泉旅館」だと、見た目を華やかにするために置いてあるのかなと思うような、ちょっと残念なお料理があったりすることがないですか?
でも、そういうのがまったくなくて、どれも吟味された素材を使っていた、ものすごーーーくおいしかったんですよ♡

ムスコの夕食は、野菜と黒豚を蒸してぽん酢で食べるお料理と焼き魚とフルーツ盛り合わせ。
本場九州の黒豚はおいしいようで、「もっと、おにくたべたいな。もっとほしいなー」とムスコは食べ終わってしまったせいろを眺めていました(笑い)

朝食はバイキング形式になるのですが、ムスコが食べられるものは、納豆、しらす、味のり、コーン、トマト、キュウリと果物。
他のホテルでもほぼ毎朝同じメニューの朝ごはんでした。

初日は「うわっ、なっとうとしらすとあじのり!」と目を輝かせていましたが、さすがに3日目となるとムスコも飽きたようで……(笑い)

私がホテルにふりかけと塩の持ち込みの許可を得て、ムスコのご飯にふりかけていたら、スタッフの方が気を使ってムスコが食べられる魚を焼いて持ってきてくださいました。
「もっとおいしく食べさせてあげたい」という心遣い、ほんとうに、ありがたかったです。

翌日は長崎ロープウェイに乗り、長崎電機軌道(←路面電車です)に乗り、とても楽しかったですよ~

ロープウェイは東京タワーのてっぺんくらいの高さから降りてくるのですが、ムスコは前方の窓にかじりついて外をみながら「うわぁ~、たかい! おちんち○、ぶるぶるするぅ(失礼!)」と怖がりつつもワクワクしていました。

そして長崎駅のそばにある物産館で買い物をしたら、「今、市の子育て支援でお母さんのお買い物は5パーセント引きになるんですよ」とのこと。
消費税分、得しちゃいました♪

長崎の街を歩き回ってまたホテルに戻り、ホテルの方々とちょっとおしゃべりしてチェックアウト。
フロントの方々をはじめ、スタッフの方々みなさんにとてもよくしていただき、東京に戻るのが名残惜しくて、たまりませんでした。

ムスコに「九州で一番楽しかったのはどこ?」と聞くと、「ながさき!」と即答。
その理由を聞いたら、「ホテルのおねえさんが、あたまいいね、とほめてくれたから」だそう(笑い)

誉めてもらった経緯はこんなことでした。
稲佐山観光ホテルには本館と曙館という2つの建物があるのですが、自分が泊まっている部屋からフロントまでどうやってこれるのかを覚えていたことを誉めていただいたのです。

ムスコが初めて来たホテルで、目印となるものを見つけて迷わずに歩けたことを、フロントの方がきちんと見ていて評価してくださったことが、ムスコの自信と嬉しさにつながったのだろうと思います。

大人の宿泊客の楽しみは「食」と「温泉」かもしれないですが、子どもは初めての場所を「冒険」するように体験するワクワク感を、きちんと知っていて、大切にしてくださったのですね。

ムスコだけでなく、私たち夫婦も「必ず、また稲佐山観光ホテルに泊まって、長崎をのんびり歩こうね」と言っています。
ほんとうに人も優しく、おいしく、素晴らしい場所でした。

去年の九州の旅の時には、ムスコは親について歩くだけでしたが、今回はムスコが率先して行動していました。
そして、ムスコは自分の前に出されたものを食べるだけだったのですが、今回は自分の皿にアレルゲンとなるものが乗っていないかどうかも確認していました(笑い)
たった5か月だけど、ずいぶん成長したものです。

自宅に帰り着き、夕ご飯。
料理をするのも面倒だったので、ありあわせで済ますことにしました。

すると、おかずを並べたテーブルを見回したムスコがぽつりと一言。
「ボク、たべられるの、1こ、すくないね。おとうさんとおかあさんは3こ、あるのに」。

ああ、そうか……悲しかったね。
旅の間、大人は何種類もの品数の食事をしていて、ムスコはいつもお子様ランチ。
どこのホテルもバタバタと短時間で宿泊を決めたこともあり、品数が少ないお子様ランチでの除去食提供で、大人用と同じメニューでのアレルギー対応は難しかったのでした。

ムスコは毎回、食事のたびに心の中で大人用の食事と子ども用の食事を比べていたんですね。
大人は食事が楽しみだったけれど、ムスコはそうではなかったのかもしれない……。
今さらながら気づき、申し訳なく思いました。

それでも文句もいわず、不満な顔もせず、ちゃんと座って食べてくれていました。
ほんとうに、ありがとう。
心から感謝しました。

ムスコが我慢していてくれたから、大人は食事がおいしいと楽しめ、ホテルでの滞在を楽しめたのですね。
今回の旅が楽しかったのは、ほんとうにムスコの頑張りのおかげでした。

ムスコをとてもたくましく感じた旅でした。
旅は子どもを成長させてくれるのですね。
そして、親もね。

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テーマ : アレルギー・アトピー - ジャンル : 育児

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