隣りの芝生は青い、かな?

あまり学校のことを話さないムスコが急に話し出しました。

数日前、放課後にクラスのお友だちと遊んだ帰り道、お友だちのひとりが「コンビニに行かなきゃ」と言ったので、コンビニに寄ったとのこと。
お友だちは「今日はお父さんもお母さんもいないから、ごはんを買うの」と言ったので、選ぶのを待っている間、いろいろとおしゃべりしたのだそうです。

お友だち「お父さんもお母さんも仕事で忙しいから、週の何日かは買って食べるんだ」
ムスコ「お父さんとお母さんが帰ってこないからひとりで食べるの? ボク、ほとんど買って食べたことないなぁ(←ムスコの心の声:とっても羨ましい)」
お友だち「へー、そうなんだ。私、みんなでおそとごはんに行くこともあるよ」
ムスコ「ボク、ほとんどお母さんが作ったのを食べるから(←ムスコの心の声:おそとごはん、したいなぁ)」
お友だち「私もほんとはお母さんが作ったものがいいんだけどな」
ムスコ「そう?(←ムスコの心の声:ちょっと嬉しい!) ボクはアレルギーでコンビニとかで買う時には卵とか乳製品とか牛肉とかダメだから、おにぎりとか食べに行くこともあるよ(←ムスコの心の声:外食だってしたことあるよ!っていうプチ自慢)」
お友だち「そうなんだー、でも、アレルギーがあるのにムリして食べないでね」

というような会話があったらしい。
お友だちがとっても思いやりがあるいい子なんですよ〜

ムスコは一目置いているお友だちが「ほんとはお母さんが作ったものがいい」と言ってくれたことで、「買って食べたりできないし、おそとごはんもできなくてつまんない」と思っていたのが少しだけ、「お母さんが作ったものはいいんだ」という気持ちになったようです。

ムスコは主治医に会う度に、「お菓子もパンもお母さんが作ったものを食べている子なんてほとんどいないんだよ。それがどれほどの贅沢か、大きくなるとわかるよ」と言ってくれているのですが、聞き流していたみたいで(苦笑)

ファストフード店で食べた経験はこれまでで5回ほど(←ポテトだけとか、ジュースだけの利用も含む)、自宅にデリバリーピザを頼んだこともないし、焼肉屋さんに行ったこともありません(←牛肉がダメだから)。
小学4年生のムスコですが、お友だちと一緒に「買い食い」することもあまりありません(←コンビニで決まったお菓子を買うことはありますが)。

同年代の他の子と同じような食の体験をさせてあげられず、「子どもたちにとっての一般常識」みたいのが欠けているのは可哀想だと思っていたのですが、ムスコがぽつりと、「食べ物で体が悪くなることもあるもんね」と深いことを言ったことに驚きました。
「ダメなものを食べるとアレルギー反応がある」ということではなく、「体に負担がかかるものを食べると調子が悪くなる」というニュアンスだったんですよ。
「体を作っているのは食べ物で、食べ物によって体調管理をする」ということを理解してくれているのかな、と感じました。

食物アレルギーがあると、親子で食への関心が高いから、毎日、毎食「食育」を行っているようなものですよね。
除去食だと手作りしたものを食べる機会が多くなる分、小さい頃から「健康的な食生活を過ごす」という意識を培えますものね。

お友だちとムスコがお互いにそれぞれの食生活の良いところを認め合いながらおしゃべりしていた、というところに、小学4年生という子どもの心の柔軟さを感じたのでした。

子どもたちがお互いの違いを認め、尊重し合えたら、食物アレルギーだからといって特別視されることもないですよね。
そして、食は画一的なものではなく、違いがあるということを理解できたら、さまざまな国の食文化、宗教、思想的な背景など、それぞれの生き方に合った食の多様性を理解するきっかけにもなっていいことですよね。

小学校高学年になっても、中学生になっても、高校生になっても、そして大人になった時にも、こうやって食べ方の「個性」を尊重し合える友だちや先生方、まわりの大人たちに恵まれるといいな、と心から願っています。
食べる楽しみをわかちあえる人たちとたくさん、たくさん出逢ってほしいな。

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ありがたい野菜

今日は東京でも雪がちらついています。
強い寒波が入ってきているようですが、みなさんのお住まいの地域ではいかがでしょうか?
雪が深い地域の方、どうをお気をつけてお過ごしください。

いつもは行かないちょっと遠いお店で野菜売場を見ていたら、とっても立派な葉っぱがついた大根が売っていました!
これは買わないと〜

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うちでは大根が大好きなのです(←特に私が)。
筋っぽくない大根だったら、昆布を水に入れたところに皮をむいて厚く輪切りにした大根を入れてスッと箸が通るまで似て、メープルシロップと味噌を混ぜたものをかけて食べるのが子どもたちの大のお気に入りです。

煮物はもちろんのこと、味噌汁にしても、鍋に入れても(←スライサーで縦にながく、ぺらぺらにするとすぐに火がとおり、子どもたちも楽しそうに食べてくれます)、葉っぱの部分と一緒に塩揉みしても、油をしいたフライパンでステーキのように焼いても、なにをしてもおいしいですよね〜

大根の葉っぱって、みなさん、どうしていますか?
味噌汁に入れたりすることもありますが、加熱しているうちに色が悪くなってしまうので、私は葉っぱのふりかけにすることが多いです。

ムスコが赤ちゃんの頃、アレルギー反応がまったく出ないで食べられたのは、大根とカブとヒエとアレルギー対応ミルクのMA-1だけでした(涙)

ムスコが赤ちゃんだった10年前は、アレルゲンは完全除去が基本。
でもムスコの場合、あまりにも食べられるものがなさすぎて、ちょっと蕁麻疹が出るとか、赤みが出るという食材も食べざるを得ない状態だったので時々食べさせていて、症状が出ると抗ヒスタミン剤などで止めていました。
でもねぇ、「薬を飲みながら軽度ながらもアレルギー反応が出るものを食べさせる」というのが、私にはつらかった……。

当時の主治医は私がそういう度に、「別にそのくらい命にかかわらない症状なんだから、食べさればいいんだよ。薬で止められるんだし」と言っていたのですが、「食べさせた後に痒くて痒くてあっちこっちガリガリひっかくムスコの姿を見るのは私で、先生じゃないでしょ! 親の気持ちも知らないで」と、いつも心の中で毒を吐いていました……。

頼りにすべき存在は元主治医だったけれど、親の気持ちに寄り添ってくれなかったのが苦しかったんですよねぇ。
今になってみれば、先生だって忙しくて時間がないし、患者ひとりひとりにそんなに丁寧に接していられるわけはない、とはわかりますが。

そんなわけで、できるだけ体に負担をかけずに食べさせたかった10年前、いつも買い置きして食べさせているメインの野菜は大根とカブだったんです。

食べられるものが限られていたため、カルシウムや鉄分をとることができる大根の葉っぱは非常に貴重な食材で(←カブの葉っぱも!)、葉っぱを切り落として売場に並んでいると「ああ、切り落とさないでほしかった。それがほしいのに!」と、身悶えしそうになるほど切なかったです。

ご存じのとおり、葉っぱは大根の白い部分よりも栄養が豊富。
カルシウムや鉄分は10倍くらいも葉っぱのほうが多いんですよね〜

今でこそ、いろいろ食べられるようになりましたが、ムスコは小さい頃、ほんとうに、大根に助けてもらったので、大根さまさまです。
ほうれん草もダメだったから、大根の葉っぱの栄養がありがたかったなぁ。
おかずに大根、ごはんは大根飯、喉が痛い時には大根湯……とにかく大根尽くしでした!

軟らかい葉っぱの時には葉飯にしてもおいしいですが、今日の大根の葉っぱは太くてちょっと固めかな。
今晩の夕飯用に葉っぱのふりかけを作りたいと思います。

改めてレシピを掲載しますね〜

寒い日が続いていますが、やっと週末。
みなさん、楽しい週末をお過ごしください。

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ご注意ください
このブログでは食物アレルギーの除去レシピを紹介していますが、すべてムスコの症状に合わせています。
プロフィール

Author:えららん
東京都在住。
アトピー&食物アレルギー(小麦・乳・卵・ゴマ・たら・甲殻類・ナッツ類等々)&喘息持ちだったムスコですが、10歳になり、食べられるものが増えて、さらに食べることが好きになりました。
3歳のムスメは食物アレルギー疑惑有りですが、母譲りの食いしん坊です。
おいしいものを食べるのが好きな夫と子どもたちの4人家族です。

食物アレルギー対応のお菓子やパン、料理を作るレッスンも行っています。
2月のレッスンの内容とスケジュールはこちらでご確認ください。

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